韓国アイドルのマスター、サセンとは?違いを分かりやすく解説!

K-POPファン界隈で使用される「マスター」「サセン」という二つの用語について、よく意味が分からないとの声を耳にします。

「両者は紙一重の存在」という認識も広がっており、確かに曖昧な部分も多いと感じましたので、改めて整理してみました。

2つの用語の概要を解説!

(画像引用:http://www.diodeo.jp/webzine/view/40762)

マスターという言葉は、日本語に訳すと「主人・所有者・指導者・極める」といった意味合いを持つ英単語です。

K-POPファンにおけるマスターもニュアンス的には同じなのですが、特に「私設ファンサイトの管理人」のことを指しますね。

個人でファンサイトを立ち上げるほどの熱量・影響力を持つマスターは、対象となるアイドルの人気がよりアップするよう、「サポーター」的な意識を持って動いている方が多い印象です。

自身のサイトを通じて、オリジナルグッズの販売や、メンバーの素敵な写真なども発信してくれるため、他のファンたちからは一目置かれた存在だといえるでしょう。

お金がないとマスター活動はできないため、そういった面でも憧れの対象になりやすいかもしれません。

AKB関連でいうところの「TO(トップオタ)」みたいな感じですね。

一方のサセンは韓国語なのですが、芸能人の私生活をも侵害する、いわゆるストーカーまがいのファンたちの総称として使われています。

メンバーの気持ちやマナーは度外視で、自分の欲求を満たすためだけにその身辺に近づき、個人の連絡先といったプライベートな情報まで手に入れようとするため、忌み嫌われる存在ですね。

AKBグループの「やっかい」、ジャニーズの「やらかし」をイメージすると分かりやすいでしょうか。

両者の活動には境界線があいまいな部分も

といった具合に、まるでコインの裏表のように語られるマスターとサセンですが、両者ともに尋常ではないくらいアイドルを愛しているという点では共通しているんですよね。

実際、マスターの行動が行き過ぎた結果として、サセンに変貌してしまうことも少なくありません。

もっと言えば、「マスターの行動自体がサセンまがい」と揶揄するファンもいるほどです。

確かにマスターも、写真やレポをまとめるために各国で開催されるイベントはもちろんのこと、移動中の空港にまで足を運ぶわけですから、人によっては「良識ある行動ではない」と感じるのも無理からぬことだと思います^^;

ある意味で両者の線引きは、客観的・感覚的なものに委ねられるのかもしれませんね。

ただどちらにしろ、そのアイドルのファンを公言するのならば、対象に迷惑を掛けるような行動は絶対にしてはならないと考えます。

ファンのマナーが悪く周囲に迷惑を掛けるような事態になれば、当然アイドルサイドも悲しむでしょうし、良識を忘れてはいけませんよね!

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