7月24日放送・2019 FNSうたの夏まつり(フジテレビ系)に三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEが出演し、人気バラード曲・花火を披露したのですが、ボーカルを務める今市 隆二さんの歌が「下手すぎた」という指摘が各所より上がっています。
その歌声が今一つだった背景には、何か理由があるのでしょうか?
以前のパフォーマンスは最高だったのに…
SNS等をチェックしたところ、「今市の歌が放送事故レベルにひどかった」との手厳しい指摘が見受けられる一方で、ほとんどのファンは「以前は最高のパフォーマンスを披露してくれていたのに、どうしちゃったの…?」と、今市さんのコンディションを気遣う投稿を寄せていますね。
そう、今市さんは元来歌唱力に定評のあるアーティストなのです!
彼の歌は技術的な面が優れていることはもちろん、生まれ持った「声質」も高く評価されており、「男子が憧れる歌声」にランクインするほど同性からも厚い支持を集めています。
それだけに今回のパフォーマンスに関しては、多くの視聴者が「彼本来の姿ではない」と感じたらしく、原因をイヤモニの不調やピアノ伴奏のミスと推察する声も目立っていますよ。
歌の不調は今に始まったことではない?
ただ今市さんの歌が下手になったという意見は、昨年末頃には既に結構上がっていた気もします。
とすれば今回のパフォーマンスが今一つだった理由を、急な体調不良や機材トラブルだけに求めることは無理があるかもしれません。
現に熱心なファンや芸能記者らは、今市さんの歌声が劣化した原因を「長年の酷使により、喉を傷めてしまったため」と考えている様子ですね。
確かに人の喉はいわゆる「消耗品」であり、加齢はもちろんのこと過剰に使いすぎると痛んでしまうことが知られています。
人気のあるボーカリストほどパフォーマンスを披露する機会が多いため、往年の大物歌手の歌声が目も当てられないほど衰えてしまうことは、決してめずらしくありません。
今市さんの歌に関していえば、甘い声質ながら突き抜けるような高音が特徴的であったのに、近年「R.Y.U.S.E.I.」といったサビのキーが高いパートにおいて明らかに苦しそうな発声になっている様子が見て取れますからね…。
やはり彼の喉に、長年の疲労が蓄積されつつある可能性は否定できないでしょう。
「歌がうまいから・声が良いから、喉も強い」とはならない点が、悲しい部分でもあります。
とはいえ経年とともに発声法を変えるなど、あらゆる工夫を凝らしながら質の高いパフォーマンスを維持するボーカリストも大勢いらっしゃいますからね!
今市さんの不調が一時的なものならば、今無理をし過ぎてほしくありませんし、指摘にあるような喉の酷使が原因だったとしても、自身をいたわりながら何らかの折衷案を見つけ出していただきたいです。
この記事へのコメント一覧
昔は、歌手はデビュー前に、プロの声学士の先生についてヴォイストレーニングを積んだ。最低でも6ヶ月。これは、歌が上手くなるためだけではなく、正しい喉の使い方を習慣化させて、歌手生命を長く持続させるためだ。ボーカリストの喉のケアは、プロ野球投手の肘のケアと全く同じなんだよね。
なのに今は、歌が上手ければ、ボイストレーニングなんかしないのが普通。プロダクションがレコード会社じゃないから声学のプロなどおらず、正しい喉の使い方など知らない人ばかり。配信からメジャーデビューするボーカリストは、なおさら喉ケアのための正しいボイトレなんかやらない。だから今は、ボーカリストの歌手生命は短命だ。