愛知淑徳大学はFランク大学?偏差値や評判を調査!

愛知県の大学について調べていたところ、「愛知淑徳大学(あいちしゅくとくだいがく。以下、淑徳大)」にたどり着きました。

もとは女子大学として設置されたものの、開学20周年の1995年に男女共学化され、当時はこちらのニュースが大スクープとして中日新聞の1面トップを飾ったといいます。

それほどまでに地域では有名な大学といえそうですが、共学化という大きな転換を経て、学校の実情はどのようになっているのでしょう?

Fランク大学に該当するか否かも含め、リサーチを進めました。

愛知淑徳大学の偏差値は?

河合塾の「入試難易予想ランキング表」を参考に愛知淑徳大学の偏差値をまとめると以下のようになります。

※スポーツ系、芸術系、医学、薬学、歯学、二部の学部・学科は含めていません。

大学名学部偏差値
愛知淑徳45~52.5
心理50~52.5
グローバル50
交流文化45~47.5
福祉貢献50~52.5
ビジネス45~47.5
健康医療45~52.5
人間情報45
創造表現42.5~50

当ブログのFランク大学の基準①②に愛知淑徳大学は該当しません。

当ブログのFランク基準

①BF(ボーダーフリー)の学部・学科を有する大学
②偏差値が37.4以下(35.0)の学部・学科(理系は除く)を有する大学
③「日東駒専」未満の大学

上記のいずれかに該当する大学は世間でFランク大学と言われる傾向にあります。詳しくはコチラを参照。

「SSK」のくくりはそぐわない?

(画像引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/愛知淑徳大学)

(※大学名をクリックすると個別のFラン判定記事にとびます)

淑徳大は「SSK」と呼ばれる大学群に属します。

その内訳は「愛知淑徳大学・椙山女学園大学金城学院大学」の3校となっていて、成立当初は愛知県下の女子大をグルーピングしたものという認識でした。

3校ともにお嬢様学校として名をはせ、洗練された名古屋嬢たちが通う大学として、一種のブランド的な地位を築いていたわけです。

冒頭にも触れたとおり、その後淑徳大が共学化したこともあって「もはやSSKのくくりは現状にそぐわないのでは?」との指摘もあるものの、特に上の世代にいくほどSSKの存在は根付いており、形骸化しているわけでもありません。

難易度でいえば同地域に存在する他の大学群と比較して「愛愛名中と名名中日の間」あたりに属すると認識されていますね。

なお他の地域を引き合いに出せば、愛愛名中が関東の日東駒専と同程度か少し下と定義できるので、「淑徳大<日東駒専」との図式が成り立ち、淑徳大は当ブログが定めるFランク大学の基準③を満たすといえるでしょう。

1ステップ先の総合大学へ!

(画像引用:https://manabi.benesse.ne.jp/daigaku/school/3527/index.html)

さて淑徳大学は現在、9学部13学科・大学院5研究科を擁しています。

設立当初は文学部のみの単科大学だったのですが、共学化をきっかけとして各学部の改組・増設を図り、東海地方有数の総合大学へと発展を遂げましたね!

全学部英語教育に注力している点が特徴で、2005年には文部科学省「現代的教育ニーズ取組支援プログラム」に選定されました。

また成立の経緯を反映してか、やはり現在でも文学部が強く、詩人や小説家として大きな賞を受けたOBも輩出しています。

女子大時代の良き伝統や強み・特色は残しつつ、男女が共に学ぶ学校としてうまくシフトチェンジしたイメージですね^^

学生からの評判も良く、「滑り止めで入った学校だったが、今となっては良い選択だったと思う。教育の環境は、近隣校に比べても負けていないと感じる」「ほかの大学の授業を履修することができるなど、自由度が高くて良い。教授陣も親身に接してくれる」「キャンパスがそう大きくない分、学生同士のつながりが強く、切磋琢磨して成長できる」といった声が上がっていました。

女子大の頃から世間的な評価・イメージは良好だったこともあり、進学先として選ぶ価値のある学校だとは感じますね^^

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