スタッフサービスの最後に流れるCM曲名は?クラッシックのオーケストラ曲

最近、友人たちと「印象に残るCM」について話していたのですが、その時に挙げられていたのが「スタッフサービス」のCMです。

ブラックユーモアを交えつつ、「職場における様々なミスマッチ」をえぐり出した秀逸なシナリオもさることながら、抑揚のない声で読み上げられる「オー人事」のキャッチフレーズは、インパクト大ですよね。

また、オチの部分で流れる「クラッシックのやたら壮大な曲」も、このCMに欠かせない重要なファクターであると考えます。

SNSをチェックすると、こちらのオーケストラ曲について「曲名が知りたい!」という声が少なからず出ているようでしたので、今回はその紹介を行いたいと思います。

クラシック曲はチャイコフスキーの「弦楽セレナーデ」

それでは早速、曲の詳細についてお伝えしましょう。

こちらは、チャイコフスキーが1880年に作曲した「弦楽セレナーデ」という作品になります。

日本が明治時代のときに作られたということでかなり古い曲ではありますが、少しも輝きを失っていないことから、まさに「名曲」だと言えるでしょう。

作品完成の際にチャイコフスキー自身が、「強い内的衝動によって書かれたもので、だからこそ真の芸術的な価値を失わない」と評したそうですが、まさに…という感じですね。

CMの構成にもこれ以上ないくらいぴったりとマッチしています。

ちなみにスタッフサービスのCMにはいろいろなバージョンがありますが、その中の一つである「オーケストラ」篇では、弦楽セレナーデをフルオーケストラにした特別演奏を、映像付きで楽しむことができます。

オーケストラのメンバーが演奏に演技にと大活躍してくれたそうですから、特にぜいたくな仕上がりだと言えそうですね^^

新CMは「オー人事CM放映20周年記念」として制作

ところでこの「オー人事」のCMって、20年前にもほとんど変わらぬ構成で放送されていたのをご存知でしたか?

年齢がバレそうですが(笑)、私はしっかりと覚えていました。

20年前にも、「内容が面白い」ということで結構話題になり、ワイドショーなどでもたびたび取り上げられていたんですよね。

その記憶が鮮明だったため今回新バージョンを見たときには、「おぉ、このCMがまた戻ってきたんだ!」と感慨深かったのですが、そもそも今回の新CMは、「オー人事CM放映20周年記念」として制作されたものだったようです。

「働く環境は20年で変わったが、職場のミスマッチは変わらず起きている。スタッフサービスは、最適なマッチングに今も力を注いでいる」という想いが込められているということで、なかなか奥深い背景を持ったCMだったんだなあと感心してしまいました。

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