SMART大学群が使われるようになった理由とは?MARCHはなぜダメなの?

受験の際って、結構「大学群」を使った会話が行われますよね!

「早慶」「MARCH」「関関同立」辺りが特に耳馴染みのある呼称でしょうか。

そもそも大学群とは、複数の大学を様々な要素によってまとめたものなのですが、その切り口が「偏差値」や「難易度」である(もしくは、そう解釈されている)ことは少なくないと思います。

さて今回の本題なのですが、最近「MARCH」という大学群が少しずつ廃れていて、代わりに「SMART」という新しい呼称が広がりつつあるという噂を耳にしました。

リサーチしてみるとこの「SMART」は、ネットを中心としてすでにかなり普及しているようなんです!

「SMART」とは、どの大学をどういった切り口から分類したものなのでしょうか。

明治・青学・立教と中央・法政の間で難易度差が広がった?

まず従来の「MARCH」とは、「明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学」という関東にある有名ブランド私立大学の頭文字を採った呼び名でした。

そして、これに代わる「SMART」はと言うと、「上智大学(ソフィア)・明治大学・青山学院大学・立教大学・東京理科大学」の5大学を指しているようなのです。

これまで括りに入っていなかった上智・理科大のレベルが落ちてきていることと、「MARCH」内でも明治・青学・立教と中央・法政の間で難易度差が広がっていることから、ネットや一部の進学塾を中心に、こちらの呼び名が浸透してきたみたいですね。

う~ん、私の受験・就職期は「MARCH」の括りがかなりポピュラーでしたから、個人的には違和感アリアリです。

上智は私大の中でも早慶寄りの難易度だと思っていましたし、理科大にも結構な格上感を持っていました。

確かに「MARCH」内の格差については、以前からも結構言われていましたけど…

今後「SMART」大学群が定着する可能性は?

大学の偏差値って、何年かスパンで結構変化が起きますからね!

同じ大学内でも新学部設立の際、既存類似学部の偏差値が一気に下降することも少なくないですから、その時々の難易度だけで大学群を括り直していると、頻繁に呼び名を変える必要が発生する気がします^^;

なお、私自身もこの記事中に挙げた大学群の出身なのですが、卒業後も大学群の交流パーティーなどが頻繁にあるため、私にとっての大学群って、そんなにコロコロ変化するものじゃないというイメージだったんですよ。

だから、その年の難易度に加え、それぞれの大学のブランド力や歴史・卒業生の実績といったものもある程度加味した方が、世間全体の納得がいきやすい分類になるのかな?という気はします。

同じ偏差値の大学に受かったら、やっぱりネームバリューのある方に入学する方が多いでしょうしね!

とはいえ、今後も教育や就活の現場で「SMART」の括りが根拠や実感を伴って浸透を続けるようなら、この呼び名が完全な市民権を得る日もやって来るのでしょう^^

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