ランダムエラーとは?電子チケットの転売対策?確率も調査!

ランダムエラーとは?

ケータイ電子チケットサービスのチケットボード(ticket board)に絡み、SNSや掲示板等で「ランダムエラー」というワードが行き交うようになっています。

かなり大勢の方がランダムエラーについて気を揉んでいるようですが、これは一体どういうシステムのことを指すのでしょう?

対処法も含め、リサーチを進めました。

ランダムエラーとは?

(画像引用:https://katosatoshi.jp/blog/転売/4301)

ランダムエラーとは、前提としてチケットボードはケータイ電子チケットの取り扱いに際し、以下を「不適切な行為」と定めて周知しています。

1.チケットボードのユーザーID,パスワード情報を他人(家族・友人含む)に教える行為
2.他人のチケットボードのユーザーID,パスワード情報で、チケットボードにログインして、他人になりすます行為
3.チケットボードのユーザーID,パスワード情報を売買する行為
4.複数の端末で、同じケータイ電子チケットをダウンロードする行為

該当する事実が判明した場合には、チケットボード会員規約その他の関連規約に従いイベント会場への入場をお断りすることや、会員資格を停止、又は取り消すこともあると厳しく注意を促しており、このような不適切行為を排除するために実施されているのが「ランダムエラー」であるといわれていますね。

転売等の不適切行為を取り締まるため、会場を訪れる全員は無理でも、入場時にランダム(無作為、規則性がないこと)でエラーを発生させ、厳密な本人確認等を実施するシステムがランダムエラーと捉えられているのです。

ただ取り締まりの詳細が伝わって対策を打たれては意味がありませんから、主催者側はランダムエラーの進め方や明確な取り決めについて何も明かしていません。

ランダムエラーになる確率は?

どの程度の確率でランダムエラーが発生するのかも不明ですが、会場に足を運んでいる方たちの体感としては「以前よりは絶対に多くなった」「特定のアーティストのみが導入しているわけではなく、人気コンサート等では割と実施されているのを見掛ける」とのことです。

またそもそもの部分で、「本当に完全な“ランダム”で行われているのか?」という点についても証明の仕様がありませんよね;

ルールにのっとって購入したチケットでエラーに掛かった・逆に転売チケットでも何ら確認が行われなかったとの報告が上がっていることから、ユーザーたちは便宜上「ランダムエラー」と読んでいるようですが、「登録情報の変更等を入れると引っ掛かる確率が跳ね上がる」との見方もあるので、より怪しいと認識されたチケットにチェックが入っている可能性も否定できないでしょう。

ランダムエラーが起こった場合の対処法

入場時にランダムエラーが起きてしまうと、チケットの持ち主に対して厳密な「本人確認」が実施されます。

基本的には身分証明書を提示し、転売チケット等ではないと証明できれば問題はありませんが、証明書がなければ住所・生年月日・郵便番号といった個人情報を確認され、答えられない場合は入場を断られることもありますね。

当然ながら口頭で“本人です”と主張としても意味がなく、ランダムエラーによって不適切な行為が判明すると、先ほど紹介したルールにのっとって厳しい措置が取られるわけです。

そう考えるとランダムエラーに対する根本的な対処法は、「身分証明書を忘れずに持参すること」「不正なルートでチケットを入手しないこと」の2点に尽きるでしょう。

ちなみにランダムエラーが発生すると分配者も含めて全員を呼んでくるよう指示されるケースもある等、なかなか手間を取られるので、「ランダムエラーに当たるなんて、運が悪いとしか言いようがない」との声も多く上がっていますが、本当にクリーンなチケットであれば入場はできますし、最終的に大きな問題にはならないようですよ^^

いずれにせよ今後チケットの高額転売対策がますます強化されていくことは、間違いありませんね。

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