ジャパネット下取りのからくり!違法性はないの?

ジャパネットの下取りのからくりが知りたい?

テレビショッピングでお馴染みの「ジャパネットたかた」ですが、商品が安い理由の一つに「下取りシステム」があります。

ジャパネットたかたで新しい商品を購入する際に、使っていた古い家電を下取りに出すとより安く購入できるという購入者にとってはとてもお得なシステムのように思えますが、この販売方法が違法で詐欺商法だとも言われています。

この販売方法は法律に反しているのでしょうか?

また、下取りに際してトラブル等があったという話を聞いたことがあるのですが本当でしょうか?

下取りした商品の行き先も気になりましたので、下取りシステムのからくりはどうなっているのかも併せて調べてみました。

ジャパネットの下取りサービスのからくりとは?

(画像引用:https://kaitoriya-honpo.com/electronics)

さて、ジャパネットたかたは、廃棄物のリサイクルを推進するために制定された法律「家電リサイクル法」を積極的に推進していると謳っています。

同法律の仕組みについて、簡単に押さえておきましょう。

まず、消費者である私たちは、不要となった家電が有効にリサイクルされるよう、家電小売店などに引き渡します。

その際、リサイクル料金と収集・運搬料を負担しなければならないのですが、これはリサイクル費用として大切に活用されるそうです。

使用済み家電を引き取った家電小売店は、その後、使用済み家電を製造業者に引き渡します。

そして、製造業者は、使用済み家電を再商品化するのです。

以上の点を押さえてジャパネットたかたの下取りに関するページを見てみると、なるほど赤字にて「下取りの際は、リサイクル料金と収集運搬料金が別途必要です」と案内されていますね。

リサイクル料金が発生するのは、ジャパネットたかたが家電リサイクル法に則って、使用済み家電の再商品化に寄与している証拠です。

ジャパネットの下取りサービスに違法性はない理由

そういったわけで、ジャパネットたかたは家電リサイクル法に則ったサービスを展開していること、使用済み家電は再商品化される仕組みであることが分かりました。

ジャパネットたかたの環境への取組について更に詳しく知りたい方は、公式サイトのこちらのページも参照してみてください。

なお、ネットをチェックしてみると、一部に「ジャパネットたかたは下取りした家電を転売している」といった噂が流れてはいるようです。

リサイクル料金を取っているにも関わらず、転売行為などに手を染めれば確かに違法ですし、詐欺にも当たるかも知れませんが、こういった噂を裏付けるような情報は見当たりませんでした。

一方で、法律に則り実施されているサービスだからこそ、ジャパネットたかたの下取りサービスには幾つもの注意点があります。

例えば、テレビは下取り対象商品(家電リサイクル法対象商品)なのですが、該当のテレビが“テレビ台一体型”であった場合、リサイクル対象外となり引き取ってもらえません。

ただし、お客様自身がテレビとテレビ台を分解すれば、引取りは可能とのこと。

その際、取り外したテレビ台はリサイクル対象外のため、お客様自身にて処分する必要があるというのです。

このような注意点がケースごとに存在するわけですから、あらかじめサービスの詳細を押さえておかなければ、なるほど下取りに際してトラブルも発生しそうですね…。

ジャパネットの下取りについてはこちらの記事でも解説しています。

下取りは何でもよいのか?条件はあるのか、梱包方法や送り方や箱がない時の対処方法等を紹介しています。

また、下取りサービスの利用を考えている方は、まず公式サイトのご利用ガイド内に掲載された「下取り・引き取りについて」パートを一読し、ご自身のケースに特段の問題はないか、確認してみてください。

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