二松学舎大学はFランク大学?文東立松では上位でもFラン?

名前のイメージが厳かな大学は数あれど、今回ピックアップする「二松學舍大学(にしょうがくしゃだいがく。以下、二松)」の記述の難しさはトップレベルだと思います^^;

付属高校が高校野球界隈で有名なので、何となく気に掛かっていたんですよね!

大学自体は名前の印象どおり、長い歴史と伝統を誇る学校との評判を聞きつけましたが、一方で「余りレベルの高くない大学群に分類される、Fランク大学」といった見方もあるようです。

とりあえず学校の実情をもっと知りたいと考えましたので、具体的な数字や世間の評価を鑑みながら概要をまとめました。

二松学舎大学の偏差値は?

河合塾の「入試難易予想ランキング表」を参考に二松学舎大学の偏差値をまとめると以下のようになります。

※スポーツ系、芸術系、医学、薬学、歯学、二部の学部・学科は含めていません。

大学名 学部 偏差値
二松學舍 47.5~55
国際政経 47.5

当ブログのFランク大学の基準①②に二松学舎大学は該当しません。

当ブログのFランク基準

①BF(ボーダーフリー)の学部・学科を有する大学
②偏差値が37.4以下(35.0)の学部・学科(理系は除く)を有する大学
③「日東駒専」未満の大学

上記のいずれかに該当する大学は世間でFランク大学と言われる傾向にあります。詳しくはコチラを参照。

文東立松で一番優秀な学校?

(画像引用:https://manabi.benesse.ne.jp/daigaku/school/3298/hensachi/index.html)

(※大学名をクリックすると個別のFラン判定記事にとびます)

二松は「文東立松(ぶんとうりっしょう)」と呼ばれる大学群に属します。

余り聞き覚えのない大学群かもしれませんが、その内訳は「文教大学東京経済大学立正大学・二松學舍大学」の4校で、ざっくりいえば「中堅私大の中でも比較的入試難易度が低いグループ」であると認識されていますね。

相対的なレベルでいえば「日東駒専未満・大東亜帝国より上」程度の位置づけでしょう。

なお4校内の序列をみると、二松は「文東立松で一番レベルが高い大学」と評価されています。

後述しますが、由緒ある歴史とともに明確な強みも有しており、学校のイメージも決して悪くないんですね!

しかしながら文東立松というくくり自体が難易度・知名度ともに日東駒専に劣るとの評価は根強いので、「二松<日東駒専」と判断される可能性は高いと考え、二松は当ブログが定めるFランク大学の条件③を満たすとの結論を導き出しました。

あの偉人達も学んだ伝統校!

(画像引用:https://up-j.shigaku.go.jp/school/category08/00000000266101000.html)

二松は東京都千代田区に本部を置く私立大学で、そのルーツは1877年に東京麹町へ設置された漢学塾にまでさかのぼります。

同校はその長い歴史の中で多くの偉人たちを輩出しており、中江 兆民・犬養 毅・平塚 雷鳥といった教科書掲載レベルの著名な人物が、卒業生として名を連ねていますよ^^

また現在に至るまで伝統的に文学部が強い点は、かの夏目 漱石が学んだという事実からも理解できるというものです。

このような輝かしい実績や、日本武道館にほど近い立地、更にはキャンパスの設備が非常に充実している点などが相まって、二松には一種のブランド的付加価値が生まれているようにも思えます。

規模的にはそう大きくありませんが、「少数精鋭」との評価もあり、何かと好意的にとらえられている学校かもしれません^^

付属高校の活躍もあって名前も売れていますし、進学先として検討するには良い学校ではないでしょうか?

加えて文学部が強い特性を生かし、国語の教員育成にも注力していますので、将来的にそちらの分野で働きたいという学生は特にチェックしておくべきでしょう。

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