「明治学院大学」って、全国的に見てもかなり知名度の高い学校だと思うんですよね。
私は地方出身ですが、明治学院への進学を決めて単身上京する友人も何人かいました。
ただ同校の実際的な難易度を問われると、余りピンときません。
ある程度学力のある人たちが「明治学院なんてFラン!」と断じている様子はたまに見掛けるものの、実情が気に掛かったので、リサーチを進めてみました。
明治学院大学の偏差値は?
河合塾の「入試難易予想ランキング表」を参考に明治学院大学の偏差値をまとめると以下のようになります。
※スポーツ系、芸術系、医学、薬学、歯学、二部の学部・学科は含めていません。
大学名 | 学部 | 偏差値 |
---|---|---|
明治学院 | 文 | 52.5~60 |
心理 | 55~62.5 | |
社会 | 50~62.5 | |
国際 | 57.5~62.5 | |
法 | 50~60 | |
経済 | 55~60 |
当ブログのFランク大学の基準①②に明治学院大学は該当しません。
①BF(ボーダーフリー)の学部・学科を有する大学
②偏差値が37.4以下(35.0)の学部・学科(理系は除く)を有する大学
③「日東駒専」未満の大学
上記のいずれかに該当する大学は世間でFランク大学と言われる傾向にあります。詳しくはコチラを参照。
「成成明学」の学力レベルは?
(※大学名をクリックすると個別のFラン判定記事にとびます)
明治学院は「成成明学」という大学群に属すとされています。
その内訳は成蹊大学・成城大学・明治学院大学となっており、こちらに獨協大学・國學院大學・武蔵大学の3校を加え、「成成明学獨國武」と称されるケースもありますね。
いずれにせよ、成成明学の難易度は「MARCHの下位・日東駒専の上位」に相当するといわれますよ。
その程よさから幅広い学力の学生が受験するため、人気は根強いですね。
冒頭にも申し上げたとおり、かなり上位層の人たちが明治学院はFランと揶揄するケースは見受けられますが、冷静に判断すれば一定レベルの学力を誇る優秀な大学といえるでしょう。
「とりあえず成成明学レベルに進学できれば御の字」との認識もある気がしますね!
とにかく日東駒専未満でないことは確実ですから、明治学院は当ブログが定めるFラン大学の基準③には当てはまりません。
明治学院大学の特色を紹介!
さて、明治学院大学は東京都港区の白金台に本部を置く私立大学です。
その歴史は古く、キャンパス内には国の重要文化財に指定されている建造物もありますね。
やはりこのあたりの事実も、大学の「ブランド力」を押し上げているなぁと感じます^^
なお同校は「学院」という名称からも分かるように、キリスト教主義の学校です。
それゆえ、国際的な視点や福祉の分野では特に強みを発揮すると評価されていて、時代の流れにもぴったりマッチしているといえそうです。
就活の分野では、教員をはじめとする「公務員」を目指す学生が多く、サポートも厚いです。
興味のある分野・やりたいことがしっかりと定まっている学生には、特に良い学校だという印象ですね!
また立地に恵まれているため「都会的な雰囲気を感じながら学生生活を送ることができる」との評判も耳にします。
周囲に遊ぶ場所が多いという点は良し悪しな気もしますが、やはり都心にあるというのも大きな魅力ではないでしょうか?
その一方で「推薦で入学してくる学生が多いため、学力ややる気の差が顕著に出てしまっている」との指摘もあります。
これは一般受験でモチベーションを高く持っている学生には少々つらい状況かもしれません;
やはり何となく4年間を過ごしてしまうことがないように、自分を律する心を持つことは不可欠でしょうね。
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