大阪商業大学はFランク大学?就職には割と強いがFラン?

ここのところ関西圏の大学に関して調べる過程で、大阪には何と50を超える私立大学があると知りました。

さすが大都市圏といったところですが、少子化のあおりもあって、強みや独自性をうまく打ち出さなければ生き残りは難しいでしょうね…。

さて今回ピックアップする「大阪商業大学(以下、大商大)」は、非常に相反する評価が聞こえる点で興味をそそられたんですよ!

「誰でも入学できるFランク大学」との声が上がる一方で、「就職では割と強く、企業受けも良い」といった見方もあるんですよね。

いずれにせよ同校の実情が知りたくなったため、詳しくリサーチしてみました。

大阪商業大学の偏差値は?

河合塾の「入試難易予想ランキング表」を参考に大阪商業大学の偏差値をまとめると以下のようになります。

※スポーツ系、芸術系、医学、薬学、歯学、二部の学部・学科は含めていません。

大学名学部偏差値
大阪商業公共35~37.5
経済35~37.5
総合経営37.5

当ブログのFランク大学の基準②に大阪商業大学は該当するため、世間ではFランク大学と呼ばれる可能性は高いです。

当ブログのFランク基準

①BF(ボーダーフリー)の学部・学科を有する大学
②偏差値が37.4以下(35.0)の学部・学科(理系は除く)を有する大学
③「日東駒専」未満の大学

上記のいずれかに該当する大学は世間でFランク大学と言われる傾向にあります。詳しくはコチラを参照。

難易度は決して高くない…?

(画像引用:https://ouc.daishodai.ac.jp/)

(※大学名をクリックすると個別のFラン判定記事にとびます)

大商大は「南産商法」と呼ばれる大学群に属しています。

関西圏でもそう知名度が高くない呼称ですが、その内訳は「阪南大学大阪産業大学・大阪商業大学・大阪経済法科大学」となっており、「大阪の下位私立」と判断されていますね。

4校の序列をみれば、大商大は大阪産業大学とともに「専門性の高い教育が行われているため、一定の存在感を保つ」と高評価を得ているものの、大学群のレベル自体が「摂神追桃以下」という認識で落ち着いています。

なお摂神追桃より1ランク上の産近甲龍が、関東における日東駒専とほぼ同格という扱いですからね。

大商大は日東駒専よりも下のラインの学校であると理解でき、当ブログが掲げるFランク大学の条件③を満たすといえるでしょう。

偏差値を上回る評価が望める!?

(画像引用:https://ouc.daishodai.ac.jp/)

そういったわけで、やはり「大商大=Fラン」という認識がある点は否めないのですが、同校の実力は偏差値だけで推し量れるものではありません。

商業と名の付く学校だけあって、商学や経済学、経営学等を深く学ぶことができると学生の満足度は高く「実情を見ないまま、偏差値だけで評価しないで」と語る卒業生も見受けられます。

実際、大商大は就職支援活動も非常に充実しており、10年以上も卒業生の就職率が90%を超えるという素晴らしい実績を上げていますよ^^

大学で学んだ経営のノウハウを活かし、企業の社長として活躍する人物も少なくありません。

研究施設はもちろんのこと、スポーツ設備やカフェテリア等が充実している点も評判ですね。

このような実情もあって、大商大は「偏差値よりは確実に高く評価してもらえる学校」との呼び声が高く、学びたいことがあるからと進んで入学する生徒もたくさんいます。

便宜上Fラン大学とはお伝えしたものの、人気という面でも決して低くはないですね。

実情をよく理解している層からは「名前を書けば受かる大学とは考えない方が良い」との指摘も出ていますから、大商大に進学したい場合には十分な対策を練っておくことをお勧めいたします!

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