bts「anpanman(アンパンマン)」はなぜ著作権侵害で問題にならない?

今やK-POPを代表するグループになったBTS(防弾少年団)の勢いが止まりませんね!

先日リリースしたアルバム「LOVE YOURSELF 轉 ‘Tear’」は米国ビルボード200の首位に上がったということで、その活躍がアジア諸国はもちろんのこと、世界中を巻き込む規模にまで拡大していることが伺えます。

ところでそちらのアルバムの中に、ちょっと気になる楽曲を見付けました。

その名も、「Anpanman」

そのまま読むとすれば「アンパンマン」となり、日本人なら誰しも、やなせたかしさんが生んだヒーローの姿を思い浮かべることと思います。

BTSの楽曲は実際に、この「アンパンマン」をフィーチャーした作品なのでしょうか?

またそうである場合、著作権関係の問題はクリアしているのかという点も気になります。

楽曲のテーマはやはりあのヒーローだった!

BTS – Anpanman BTS COMEBACK SHOWの動画はコチラ

さて、早速曲の歌詞を紐解いてみたところ、「あげられるのはアンパンだけ」「思いっきり飛んだ、空高く」「イケてるヒーロー」といった言葉が並んでおり、「Anpanman」とローマ字表記になってはいるものの、「Anpanman=やなせたかしさんの作品・アンパンマン」だということが容易に連想できます。

ダンスの振り付けにもアンパンマンのポーズが模してありますから、この曲のモチーフが日本生まれのヒーローである点は確定と言ってよいでしょう。

なお曲名を目にした際には「ひたすらコミカル路線の作品なのかな?」と思ったのですが、相変わらずメンバーのダンスはクールだし、アップテンポのノリやすい楽曲に仕上がっていて、安定のクオリティに思わずうなってしまいました。

私同様、「Anpanman」の魅力に取りつかれたファンは世界中にいるようで、西欧圏でも同曲のダンスを披露するリスナーの動画が多数アップされるなど、すでにかなりのムーブメントが巻き起こっているようですよ♪

様々な意見があるのかも知れませんが、日本の国民的ヒーローがBTSの歌声に乗って世界に飛び出していったという事実は、なかなか嬉しいことだと思います。

著作権の問題は当然クリアになっている?

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

【輸入盤】LOVE YOURSELF 轉 ‘TEAR’ [ BTS(防弾少年団) ]
価格:2022円(税込、送料無料) (2018/6/5時点)

しかし、ここまで明らかに特定作品のキャラクターがピックアップされているとなれば、当然気に掛かるのは「きちんと許可は取ってあるのか?」という点ですよね。

公式なアナウンスがない以上、ここからは状況を鑑みた推測になるのですが、おそらく事前にやなせさんサイド(作者ご本人はすでに亡くなっていますが)の了承は得てあるでしょう。

楽曲中の「アンパンマン」はアルファベット表記ですし、名称単体が歌詞の中で使用されているという点から著作権・商標権共にグレーゾーンにもできるのかもしれませんが、初めから世界中に広まることが想定される作品ですから、そのような危ない橋は渡らないのではないでしょうか。

今のところ、何かしらの問題が起こっているという話も聞きませんしね^^

何にせよ、そのパフォーマンスからはメンバーたちのテーマに向けたリスペクトも伝わってきますし、今後も純粋に楽曲を楽しんでいきたいと思います!

この記事へのコメント一覧

この記事へのコメントはありません。

あなたのコメントをどうぞ!