NORITZ(ノーリツ)のCM「家族の真ん中に」篇が、心温まる仕上がりです。
NORITZ(ノーリツ)「家族の真ん中に」篇CM動画はコチラ
女優・モデルとして活躍中の髙橋 ひかるさんに焦点を当てた何気ない家族の情景に、思わずほっこりしますよね。
そしてこちらのCMは、何といってもBGMがすごく良いんですよ!
素朴ながらも独特な響きを放つ男性ボーカルが耳に残りますし、そのアコースティックな仕上がりも、映像の世界観とぴったりマッチしています。
一体こちらのCM音楽は、誰の何という曲なのでしょうか?
BGMは折坂 悠太の「湯気ひとすじ」
CMで優しい歌声を披露しているのは、シンガーソングライターの折坂 悠太さんです。
楽曲のタイトルはズバリ、「湯気ひとすじ」。
給湯器のCMにふさわしいネーミングとなっていますが、同曲は今回のCM用に折坂さんが書き下ろしたオリジナルソングということでした!
その歌詞も、お風呂とともにある日常のささやかな幸せに気づくことをテーマに書き綴られていますよ。
ちなみに折坂さんは平成元年生まれということで、どちらかと言えばまだまだ若いアーティストなんですよね。
それにしては、深みのある音楽を生み出すなぁと思うし、歌唱法にも何ともいえない渋さがあって素敵です。
その音楽性やパフォーマンスには定評があり、業界人の間にも多くのファンを抱えているそうですが、今回のCMをきっかけとして、より大衆的な人気を得ることになるかもしれませんね!
曲に込められた「遊び心」とは?
なお、CMの後半に見られるお風呂が沸くシーンにおいては急に曲調が変わり、「それが それが あれです ほらほら あれです♪」というインパクトのあるフレーズが聞こえてきますね。
こちらのパートでは、実際にノーリツ製の給湯器でお風呂が沸いたときに流れるメロディがそのままサンプリングされているんですよ!
まさに、CMオリジナル曲だからこそ実現する演出であり、作品を手掛けた折坂さんの遊び心がキラリと光りますね。
ちなみにこの給湯器から流れる音楽自体にも、「元ネタ」があることをご存知でしょうか?
ノーリツ製品の湯はり完了音に採用されているメロディの原曲は、有名なクラシック作品「人形の夢と目覚め」になります。
ピアノ初級者のための楽曲として大変有名ですし、これまでも多くのCM音楽等に採用されていますから、耳覚えがあるという方も多いかもしれませんね^^
それにしても、クラシック音楽をこうも自然に取り入れ、自分の作品の一部として完成させてしまうなんて、折坂さんの類まれなる才能には驚かされるばかりです。
折坂さんは、ブルース、民族音楽、ジャズなどにも通じたセンスを持ち合わせながら、それをポップスとして昇華する手法を得意とするそうなので、「湯気ひとすじ」は非常に彼らしい作品であるともいえるでしょう。
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