ここのところ、ネット上を中心として「アンチサイコパス」なるワードが注目を集めているようです。
ただのサイコパスであれば割と馴染みがあるものの、「アンチ」が付くとその意味合いがどう変わるのか問われても、答えることができませんね…。
アンチサイコパスとは、一体どのような性質を指す言葉なのでしょう?
突如として話題に上り始めた背景も含め、リサーチしてみました。
「アンチサイコパス」って何のこと!?
改めて考えてみると、そもそもの部分で「サイコパス」の定義についてもうまく説明できないですよね^^;
何となく「猟奇的な殺人鬼」といったイメージに結び付くものの、こちらの理解が正しいのかも分かりません。
そこで調べてみたところ、表現の仕方に差異はあると思いますが、サイコパスとは「自分のためだけに衝動的に行動する人」「利己的な考え方で、何でもやってのけてしまう人」のことをカテゴライズするワードなのだそうです。
自分のためになるなら手段を選ばず、平然とルールを犯してしまうタイプの人たちを、サイコパスと呼ぶわけですね。
そして「アンチサイコパス」も、行動という点においてはサイコパスと大差がないといいます。
ただアンチサイコパスの人たちは自分のためではなく「人のために」「利他的な考え方で正義感を振りかざし」、衝動的かつ過激なアクションを起こすのだそうです。
簡潔にいえば、「アンチサイコパス=自分ではなく他人のために、サイコパス的な行動をとってしまう人のこと」と理解できるでしょう。
なぜ「アンチサイコパス」が注目されたのか
なお、このタイミングでどうしてアンチサイコパスというワードが注目されたのか調べてみると、どうやらきっかけはメンタリストの「DaiGo(ダイゴ)」さんが言及したことにあるようです。
ざっくりいうと、DaiGoさんが「NHKから国民を守る党(N国党)」の党首・立花 孝志参院議員の言動を引き合いに出し「立花さんはアンチサイコパスかもしれない」という話題を口にしたんですよ!
立花さんはもはや時の人といっても良いくらい注目度の高い存在ですから、その点も相まって、「アンチサイコパスって何!?」と興味を抱く方が激増した流れのようですね。
なるほど言われてみると、立花さんは「国民のため」という大義名分のもと、NHKをぶっ壊そうとしています。
もともとNHKの在り方に不満を抱いている国民は少なくありませんでしたので、彼の主張は一定の賛同を得ており、内容的にも十分理にかなっていると感じますね。
ただ正義を振りかざしながら反旗を翻す人間に対しては敵意をむき出しにし、はたから見ていても引いてしまうほど過激なアクションを起こしている点は、かなり問題視されているのが実情です。
正しいことのために正しくないことも躊躇なくやってしまう…といったところでしょうか。
確かに正義を振りかざす余り極端な言動をとってしまう人って、私たちのまわりにもたくさん存在している気がしますね…。
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