先日、BTS(防弾少年団)の公式アナウンスにおいて、「事後販売」とのワードを目にしました。
「BTS WORLD TOUR ‘LOVE YOURSELF’ ~JAPAN EDITION~ OFFICIAL MERCHANDISE事後販売(中略)が決定いたしました!」とのことで、ツアーグッズに絡でいることは伝わるのですが、通常販売とどう違うのか、今一つ理解できませんね。
掲示板等を見る限り、同じような方がたくさんいらっしゃるようでしたので、今回は「事後販売」の概要について解説したいと思います。
「事後販売」の考え方とは?
「事後販売」とは、その名のとおり「ライブ開催事後」に、会場で販売していたツアーグッズをインターネット上で再販する仕組みのことを指します。
諸事情により会場まで足を運べなかったとか、ライブに参戦したものの、当日は目当ての商品が既に売り切れていたというファンにとっては、非常にありがたい制度となりますね。
ちなみに、事後販売はBTS特有のシステムや用語というわけではなくて、他のアーティストのライブや各種イベントにおいても採用されているものです。
いわゆる「救済制度」的な側面があると考えても良いでしょう。
BTSの「事後販売」に不満殺到!?
というのも、ことBTSに関しては、事後販売すら「恐ろしいほど競争率が高い」といわれているからなんですよ;
その他にも何かと問題点が指摘されていて、SNSをチェックしたところ、
・事後販売の開始に合わせてスタンバっていたのに、アクセスが殺到したみたいで、全然販売ページにつながらなかった
・事後販売、送料めちゃくちゃ高いよね。ページもいつもエラー状態だし、正直「意味ある?」って思うわ
・事後販売はエラーと売り切れが平常運転。「まともに買い物できない」っていう認識だし、もう慣れちゃった。ほしい人のところにちゃんとグッズが届く仕組みって、どうにか作れないものなのかな?
といった声が散見されました。
とても「快適・気軽にネット上でお買い物♪」という実情ではない様子です。
加えて「事後販売って、一般もFC会員も同じタイミングで参加できるんだよね。だから、お金払ってFCに入会しているファンたちにグッズが行き渡らない現象が起きてる。優先的に売ってもらえないと、ファンクラブに入っている意味がないじゃん」と、現行のシステムに不満を感じている方も多いようでした。
「事後販売」という発想は良いのに、制度の内容に不備が多く、きちんと機能していないとの印象を受けますね。
運営側にとっては全てのグッズの在庫を捌くという意味で勝手が良いのかもしれませんが、もう少し「利用者目線」を汲んでもらうことはできないものでしょうか…。
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