ここのところ、「+674」で始まる心当たりのない電話番号から連絡が入ったとの報告が相次いでいます。

SNS等をみると対応に困っている方が相当いらっしゃる様子ですが、電話を掛けている相手は一体何者なのでしょう?

入電を確認したらどうすれば良いのかも含め、関連情報をまとめました。



「+674」は国際電話だった!

(画像引用:https://www.travelbook.co.jp/topic/42806)

実を申しますと、+674の電話は海外から掛けられているものになります。

国際電話には国ごとに定められた国番号があり、例えば日本の場合は「81」と表示されるのですが、+674はオーストラリアとハワイの間・太平洋の南西部に浮かんだ品川区ほどの面積しかない小島に位置する「ナウル共和国」を示す番号になりますね。

ナウルは「世界一の贅沢に溺れて没落した悲劇の国」などとしてまとめサイトにもよく取り上げられるので、知る人ぞ知る存在だとは思いますが、ほとんどの日本人にとっては縁もゆかりもない国でしょう。

実際、このたび大量に確認されている+674の電話は日本の番号に向けて無作為に掛けられているらしく、国際的な「ワン切り詐欺」のようなものと指摘されています。

ナウルに知り合いがいるというごく一部の方を除き、電話口の相手は悪意を持った詐欺集団とみて間違いないでしょう。

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折り返しの連絡は絶対にNG!

今回の件については既に電話会社等も把握しているらしく、例えばdocomoは2019年10月28日付で「『+674』等から始まる不審な国際電話の着信に関するご注意」と銘打った注意喚起を行っています。

「+674」(ナウル)等から始まる不審な国際電話の着信が確認されているので、「お心当たりのない番号への折り返し電話については、くれぐれもご注意ください」とのことですね。

ちなみにナウルへの発信は、平日の昼間の時間帯は30秒ごとに68円・それ以外の時間帯でも30秒ごとに63円の通話料金が発生するそうで、この「高額な通話料金」こそが詐欺集団の狙いとみられています。

電話口の相手はターゲットから折り返しの電話が掛かるのを待ち、うまく連絡が入ったら、通話時間を引き延ばしながら電話代がかさむよう仕向けます。

結果として掛かった通話料金の一部は日本の電話会社を通じてナウルの会社にも支払われるので、これが詐欺集団の懐に入るというカラクリでしょうね。

なお国際電話を利用した詐欺の手口自体は特に目新しいものではなく、数年前から「とある地域から謎の電話が大量に掛かってくる」という事象は繰り返し起きています。

正しい対処法はズバリ、「絶対にコールバックしないこと・無視を決め込むこと」ですね。

+674の番号には幾つも種類があるので厄介ではありますが、着信拒否等の対応を取り、とにかく折り返しをしないよう気を付けてください!

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