「<NHK>2020応援ソング」プロジェクトに向けて米津 玄師さんが書き下ろし、東京2020公認プログラムの認定を受けた楽曲「パプリカ」。
2018年8月にリリースされた楽曲ですが、名曲との呼び声が高く、大変な注目を集めていますよね^^
しかしその一方で「パプリカは別の楽曲のパクリ」という指摘が、一部で持ち上がっているようです。
にわかには信じがたい話ですが、本当なのでしょうか?
パプリカはパプリカのパクリ!?
米津さんが手掛けた「パプリカ」にそっくりとされているのは、2016年に公開された下妻市・夏のイメージソングです。
同イメージソングはshingo iitukaさんが制作したもので、そのタイトルはなんと「パプリカ」。
酷似していると話題の2曲は、タイトルまで同一なんですね^^;
下妻市 夏のイメージソング『パプリカ』のYouTube動画はコチラ
それゆえSNSでは、
・2曲は本当によく似ているしタイトルまで一致しているとなれば、さすがに偶然とは思えない
・どう考えても米津 玄師が2016年に発売されたパプリカをパクったでしょ。米津さんの影響力を考えれば、もっと騒がれてしかるべき問題だと思う
・パクリではなく、iitukaさんのパプリカが米津版の「原曲」だという話も流れ始めているね。タイトルが一緒ということは、確かにそういうことなのかも
といった関連の投稿が散見されます。
「パクリor原曲」の事実はあるのか
<NHK>2020応援ソング「パプリカ」のYouTube動画はコチラ
米津さんサイドは、今回の楽曲に「元ネタ」となるテーマや音楽があるとは言及していません。
ただ2曲を聴き比べ、酷似していると感じる方が一定数いることは事実です。
実際に私も吾妻市のイメージソングを聞いてみて、確かに似た感じの曲だなとは感じましたね。
しかしながら米津さんの作品がパクっているかといわれると、そうではない気がします。
どちらかというとiitukaさんのパプリカは吉田 拓郎とか、そういったフォーク系のジャンルに分類される音楽の印象が強いです。
パクリなどという気は毛頭ありませんが、曲全体の雰囲気も吉田さんの傑作「夏休み」などにすごく似ていると感じるんですよ。
とはいえiitukaさんサイドには「米津さんがあなたの曲をパクっているor原曲として使用しているようだ」との指摘や問い合わせが相次いでいる模様ですね。
それを受けてiitukaさんご本人は「私が公開している動画は全てライセンスフリーの楽曲です。誰がどういった形で使用しても良い、謂わば『元ネタ』なので、たとえそれが誰かによって作り替えられてバカ売れしても、それはただ私がこっそりほくそ笑むだけで。実際に参考にしたかどうかは、当事者のみぞ知るところ」という大人な見解を示していますよ!
加えてコメントの最後を「それ(iitukaさんの音楽)が誰かの手で花咲いて日本の音楽の未来がちょっとでも面白いほうにブレてくれたら、尚のこと面白い」と結んでいるので、一連の騒動を前向きに受け止めているのでしょう。
なるほどSNS等をチェックすると米津さんきっかけでiituka版パプリカを知り、大好きになったという声が少なからず見受けられますから、作り手としてそれで良いというスタンスなのだと思います。
なお個人的には今回騒ぎが大きくなったのも「この2曲、よく似ているな。→え!タイトルまで一緒じゃん」というより、「タイトルが一緒の曲があるな。→あれ、よく聴くと曲調も似ているような…」といった流れであると感じていて、パクリの事実はないと推察していますね。
もとより、2曲はそもそも全く似ていないという意見の方もいらっしゃるようですが。
ただ今回知ったiitukaさんのパプリカは、紛れもない良曲だと思います!
実際にパクリ行為があったか否かはもちろん分かりませんが、当のiitukaさんの意見を聞くにつけても、「どちらのパプリカもそれぞれ素晴らしい」という結論で十分な気はしました。
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