11月18日よりO.A.されているヤマダ電機の新CM「シアワセにする、ぜんぶ『トータルブランド』篇」が、ほのぼのとした仕上がりでお気に入りです。
ピース・又吉さんと貫地谷 しほりさんの演じる夫婦がすごく様になっていて、落ち着いた大人のドラマを眺めているような気分になりませんか?
また今回のCMは、BGMも素敵だなぁと感じます。
優しいメロディにどこか幻想的な雰囲気すら漂う女性ボーカルが重なり、音楽に注目して聞き入っていると思わず泣きそうになるのですが、こちらのCMソングは何というタイトルの作品なのでしょう。
誰が歌唱しているのかも気になったので、併せて調べを進めました。
CMソング・歌手の詳細をチェック!
さて今回のCMソングを歌っているのは、塩塚 モエカさんというミュージシャンになります。
以下がご本人のTwitterで、O.A.開始の数日後に告知がなされていますね。
ヤマダ電機さんのあたらしいCMで歌唱しています。 https://t.co/ubIeDZXsuJ
— monifo (@monichanyo) November 22, 2019
塩塚さんは3ピースバンド「羊文学」のギターボーカルとして活躍する人物であり、音楽はもちろんのこと、そのファッションでも注目を集めています。
Instagramの投稿も、センスが良く可愛らしいものが多くて目を引きますね。
幼稚園の頃から歌うことが好きで目立ちたがり屋なタイプだった塩塚さんは、小学4年生でギターに出会ってからは、仲良しの友達とYUIのカバーを必死に練習するなどして腕を磨いたそうです。
そして2011年9月に、5人組のコピーバンドとして「羊文学」を結成していますね。
羊文学はその後、受験の都合等によって活動休止と数回のメンバーチェンジを経ていますが、現在は3ピースとなり、多くの音楽から影響を受けた重厚なバンドサウンドと意思のある歌声が特徴的な“オルタナティブロックバンド”として人気を博しています。
ちなみに塩塚さんは自身の作曲スタイルについて、「曲を1日でガッと書いたりするので、シンプルというか、いい意味でも悪い意味でも作り込まれてないからかもしれない」と分析していますよ!
ギターを弾いているとメロディも歌詞も大体同時に出てくるそうで、歌詞は自分の気持ちを押し付けたいというより、“こういう音楽かっこいいな”と思ったことをそのまま素直に表現するよう心掛けているといいます。
一貫した“自然な雰囲気”が魅力のCM!
なおCMソングのタイトルは「あなたが笑うと」というそうですが、こちらはあくまでも“CM用のオリジナル音楽”という扱いらしく、今のところCD発売や配信の予定はない模様です。
作詞作曲を務めたのも塩塚さんではないので、ご本人がTwitterで言及しているとおり、彼女はCMソングの“歌唱”のみ担当したことになりますね。
ちなみに作詞は田中秀典さん、作曲は飛内将大さんになります。
とはいえ「あなたが笑うと」は塩塚さんの声にとてもマッチしていますし、非常に魅力的な良曲ながら主張し過ぎないあたりが、「自分の気持ちを押し付けたりはしない」と語る彼女のスタンスにも通じるのではないでしょうか。
CMの構成は夫婦の日常にある「いつも、さりげなく、いちばんそばにあるシアワセ」をテーマにしていて、大仰ではない日々の一コマを切り取りながら、ヤマダの事業展開のもとにある「くらしをシアワセにする、ぜんぶ。」という姿勢を打ち出す内容に仕上がっています。
このような趣旨を受けて妻役の貫地谷さんは「自然な空気感をつくる」ことを意識しながら撮影に臨んだといいますから、やはり今回のCMを通じて“自然体”という点は一つのキーワードになっているのでしょう。
ここまでいろいろと掘り下げてみて、「シアワセにする、ぜんぶ『トータルブランド』篇」のCMソングに、塩塚さんの歌声はピッタリであると改めて実感しました!
是非これを機に、塩塚さん自身が手掛けた他の楽曲もチェックしたいですね^^
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