JR姫路駅で営業している「とく也不動産」が、店舗周辺の通路にJR西日本を中傷する看板などをしこたま掲示し、大変な注目を集めていた件を知っていますか?

地元の方はよくご存じだと思いますが、黄色の看板に赤々とした大きな文字で、「(?)Rはドロボー」(一応伏字にはしているけど、JRのことを言っていると丸わかりですよね)などという過激な文言を記し、通行の妨げになるほど複数掲げていたのです。

さすがに通行人の方たちからも不安の声が挙がっており、さる6月12日、姫路署は「名誉毀損容疑」でとく也不動産を捜査の上、捜査員およそ20人がかりで看板やコーンの押収を行いました。

それにしてもここまでの凶行に及ぶなんて、とく也不動産はJR西日本の何が不満だったのでしょうか?

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原因は「賃貸トラブル」だった!

(画像引用:https://www.kobe-np.co.jp/news/himeji/201806/0011347453.shtml)


リサーチを進めたところ、今回のような事態が起きた背景には、JR西日本ととく也不動産をめぐる「賃貸トラブル」が存在していたことが分かりました。

事の起こりは、2002年。

とく也不動産とJRの子会社「JR西日本不動産開発」が賃貸契約を結んだことに始まるのですが、賃料を支払わないばかりか、無断で通路上などに営業用の立て看板を据える同社に対し、JR側は「信頼関係が保てない」と主張して、契約の解除を行ったんですよ。

さらに、賃料支払いや建物の明け渡しを求め、2016年には大阪地裁へ提訴もしているのですが、JR側の主張を認めた地裁に対し、とく也不動産側はすぐさま控訴。

まさに事態は「泥沼化」の様相を呈していました。

こういった一連の騒動に対してとく也不動産が採った行動が、「大量の看板による誹謗中傷」だったというわけです。

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とく也不動産はまだ納得していない様子

なお、とく也不動産の社長(51)は、「結果として通行の支障になったのは、いいことでは無かった。今後どうするかはこれから考えたい」としながらも、「看板の掲示は(契約時の)特約で許可されている」「(名誉毀損容疑については)看板の内容は事実であり、伏せ字で書いているので問題ないと思った」などといった主張を繰り返しているようです。

う~ん、この発言を見る限り、事態はすんなり収束に向かう…とはいかない気がしますね。

ただ、毎日のように見るに堪えない中傷コメントが記された看板にさらされ、導線を脅かされていた姫路駅の利用者からは、今回の撤去に関して歓迎の声が上がっています(そりゃそうだ)。

まだまだ事態の経過から目が離せそうにありませんが、JR・とく也不動産の双方が納得する結論が導かれ、二度と同じような事態が起こらぬことを願いたいですね。

賃貸トラブルのあおりを受けた駅利用者の皆さんにとっては、本当にお気の毒なことでした。

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