ユニバーサル・スタジオ・ジャパンが、昨年秋にSNS等で話題となったパーク初“青春”動画の新バージョン「さぁ、ユニ春(バル)!『春よ、私たちをつなぎ続けよ』」を制作し、1月31日よりWEB上にて、そして2月1日からは関西地域のテレビ5局で放映を開始しました。
まさに青春!といった雰囲気のキラキラした仕上がりながら、一抹の切なさも漂う、心に響くCMですよね。
その展開はもちろんのこと、CMソングや登場する5人の女の子も非常に魅力的だと感じたので、それぞれの詳細についてまとめました。
CMソングを歌うのは大阪発のガールズバンド!
まず今回のCMソングを手掛けたのは、今大注目の大阪出身3ピースガールズバンド「Hump Back(ハンプバック)」で、曲のタイトルは「LILLY」ということが分かりました。
Hump Back は2009年に高校の軽音楽部より結成されたロックバンドであり、当時は主にチャットモンチーのコピーバンドとして活動していました。
その経験を活かして自ら作詞作曲を手掛けるようになり、高校卒業後にはオリジナルバンドへと発展するのですが、メンバーの入れ替わりが激しく、一時はソロプロジェクトとしての活動を余儀無くされます。
それでも幾多の危機を乗り越え、2016年2月に「林萌々子(Vo./Gt.) ぴか(Ba./Cho.) 美咲(Dr./Cho.)」という現体制に至りました。
同年の12月には1stミニアルバム「夜になったら」でインディーズデビューを果たし、精力的にライブをこなしつつ、着実に人気・実力をアップしてきたHump Back。
2019年7月にメジャー1stフルアルバム「人間なのさ」も発売し、一部では既に熱狂的な支持を集める存在です。
ちなみに今回起用されている「LILLY」はメジャー1stフルアルバムからのリード曲で、ライブでは以前から登場していたのですが、7月17日にリリースされました。
MVは日常の風景と、夕日の中でバンドが感情をぶつけるように演奏するシーンで構成されていますね。
リリースのタイミングに合わせ、日本テレビ系「スッキリ」の7月度テーマソングにも採用されていたので、このときにHump Backの存在を認識した方も多いかもしれません。
もともと「LILLY」は、メンバーが飼っていた犬が体調を崩し、病院でもう長くないと言われた日の夜に書かれた一曲で、ペットに対する「明日も明後日も、また会えたらそれだけで良い」という愛の原点を綴った作品といいますが、CMでメッセージの対象が変わっても、その魅力は普遍的ですよね。
CMに登場する5人の女の子は誰!?
そして今回のCMで卒業を間近に控えた仲良し5人組の学生たちに扮するのは、大阪を拠点に活動しているアイドルグループ「NMB48」のメンバーで、グループ内でもプライベートでも仲が良いという同世代の5人になります。
具体的には梅山 恋和・上西 怜・山田 寿々・山本 彩加・南羽 諒が出演し、お揃いのトレーナーに色違いのカチューシャとポーチを身に着けて、大はしゃぎでアトラクションに乗ったり映えスポットで写真撮影したりと、パークを全力で楽しむ等身大の姿を披露しました。
ただ無邪気な笑顔をみせる5人の心には、“卒業で離れてしまうから、友達とパークで最高の思い出をつくらないと!”との想いが去来しており、このような心情こそが同CMのキモとなっています。
動画には「春よ、私たちをつなぎ続けよ」とのサブコピーが掲げられていて、USJを通し特別な思い出を作り、絆を深め、卒業したあとも友情が続いてほしいというパーク側の願いが込められているそうですよ^^
なお撮影を終えたNMB48の5人は「これからユニバ行く前は必ずこの動画を観てから行こうと思います!」と喜びを語りつつ、私たちの関係性だからこそ出せた雰囲気や世界観もあったと振り返っており、CMへの出演がメンバー間の絆も深めたことが伺えました。
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