受験シーズンが訪れると、「大学群」を用いた会話が頻繁に聞かれるようになりますね。
「早慶」「MARCH」「関関同立」あたりが特に耳馴染みのある呼称だと思います^^
しかし最近では、古くから存在する大学群に加え、新たなグループ分けも登場しているようなんですよ。
大学を取り巻く状況は日々刻々と変化しているため、より現状に即した新たな括りが生まれるのは自然な流れともいえそうですが、いきなり最新の呼称を目にして「それって、どこの大学のことを指しているの…?」と、困惑してしまう方も少なくないようです。
直近では特に、「東西南北広」がどこのことだか分からないという声をよく聞きますので、今回はこちらをテーマに解説を加えていきますね^^
「東西南北広」の内訳とは!?
早速ですが、「東西南北広」という呼称がどこの大学で構成されているかを記します。
東…東北学院大学
西…西南学院大学
南…南山大学
北…北海学園大学
広…広島修道大学
少し前までは「東西南北」までの4校で括られることが多かったのですが、そこに広島修道大学が新たに加わったような形です。
そんな経緯もあって、「最後の『広』だけ、どこの学校のことか分からない」と戸惑ってしまう方が多い様子ですね。
そもそも大学群とは、偏差値や校風・立地などの指標に共通点が多い学校を集め、語呂良く組み立てたものだと思うのですが、それにしては「広」の場違い感(あくまで単語として、です)がすごいといった意見も散見されます;
確かに東西南北ですと、キレイに方角しばりになりますからね。
「東西南北広」はどういった性質の括りなのか
では、敢えて「広」を付け加え、「東西南北広」はどのような大学をカテゴライズしているのか?についてですが、「その地方においてはかなり有名な難関私立」の集まりであるといえるでしょう。
全国的なブランド力という点では一歩遅れをとるものの、それぞれの所在地方においては十分な存在感があるということですね。
実際、「東西南北広」に数えられるいずれの大学も、その辺りに住む方々に名前を出せば、「あぁ、あの大学に入れるのなら、結構お勉強ができる人だね」と認識されるレベルだと感じます。
ただ別の地域においては、ほとんど知られていない場合が多いんですよね;
大学の所在地が東京や大阪ではないため、どうしても知名度が上がりにくいんですよ。
とはいえ大学の質としては、他の有名私立と比べても大差ないため、ある程度大学事情に詳しい人であれば、正しくその価値を理解してくれるでしょう。
就活の実績という点でもなかなかのものがありますし、大学選びの際には「その名前を知っているかどうか」ではなく、学校の本質を見極めることが重要となりそうです。
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