都営バスの苦情クレームはどこに言えばよい?窓口を調査

区部中心部~下町地域、江戸川区の一部、多摩地域の一部で運行している「都営バス」

東京・銀座・新宿・渋谷・池袋・上野・品川・六本木など、都心の主要エリアを含む広範囲をきめ細やかに網羅していますが、都営バスに対する苦情・クレームがある場合、どこへ連絡を入れると良いのでしょうか?

苦情クレーム受付窓口や問い合わせ電話番号、メール問い合わせフォーム等を調べてみました。

併せて都営バスの特徴についても紹介しています。

「都営交通お客様センター」の電話番号を押さえよう!

(画像引用:https://www.kotsu.metro.tokyo.jp/)

さて東京都交通局公式サイトの「お問い合わせ」ページにアクセスしてみると、「都営交通に関するお問い合わせ全般」の窓口として、「都営交通お客様センター」の電話番号等が案内されていました。

■都営交通お客様センター
都営交通に関するお問い合わせ全般(お忘れ物、運賃、時刻のお問い合わせ、ご意見・ご要望など)を承ります。
電話:03-3816-5700
営業時間:午前9時~午後8時(年中無休)
※自動音声ガイダンスに従って、下記の3つのうちからご希望のお問い合わせ内容にあわせて番号をお選びください。
1番:運賃・時刻・ルートなどのお問い合わせ
2番:お忘れ物などのお問い合わせ
3番:その他、ご意見・ご要望など
※お客様からいただいたお電話は、内容を正確に承るため、録音をさせていただいております。
FAX:03-3812-7640

出典:お問い合わせ – 東京都交通局

苦情・クレームに類する内容を申し伝えたい場合には、“その他、ご意見・ご要望など”を承っているという、3番を選択すれば良いでしょう。

なお都営交通お客様センターの営業時間外については、下記の窓口を利用するようアナウンスされています。

■都営交通お客様センターの営業時間外は、下記にお問い合わせください
<都営地下鉄>
最寄りの駅にお問い合わせください。
各駅連絡先
<都営バス>
ご乗車になったバスの営業所又は支所等にお問い合わせください。
都営バス営業所
<都電荒川線>
荒川電車営業所にお問い合わせください。
電話:03-3893-7451(7時から19時まで・年中無休)
<日暮里・舎人ライナー>
日暮里駅にお問い合わせください。
電話:03-5837-2635

出典:お問い合わせ – 東京都交通局

加えて外国人のお客様に対しては、3者通話対応ダイヤルが用意されています。

対応言語は英語、中国語、韓国語、スペイン語、ポルトガル語で、番号は「03-3816-5711」になります。

「ご意見・ご要望・送信フォーム」の概要も併せてチェック!

ご意見・ご要望に関しては、こちらのページに設置された交通局ホームページの専用フォーム(送信フォーム)を活用し、メールで連絡を入れることもできます。

メールへの回答を希望するか否かは、送信時にこちらで選択・指定することが可能。

回答を希望する場合には、「お名前」(必須)及び「住所・ 電話番号・メールアドレス(いずれか必須)」を記入してください。

なお問い合わせに対しては事実確認が行われるため、ご利用日時や乗車区間の情報などについては、正確に記載するよう留意しましょう。

いずれにしても、電話・メール双方での連絡が可能であり、希望すればメールへの回答も得られるというのは、利用者目線で大変有難いですね^^

都営バスの特徴は?

最後に関連情報として、都営バスの特徴についても、もう少し深掘りしておきましょう。

更新する車両の全てを最新の排出ガス規制に適合したノンステップバスとし、NOx、PM(NOx 窒素酸化物、PM 粒子状物質)の削減に努めている、都営バス。

「環境にやさしい都営バス」を合言葉に、環境対策に注力し、環境にやさしい車両を積極的に導入している点が、その大きな特徴です。

例えば「燃料電池バス」は、燃料となる水素と酸素を化学反応させて作った電気により、モーターを駆動させることで、走行します。

走行時には水しか排出しない環境に優れたバスで、都営バスでは燃料電池バスの導入に向けて平成27年7月に走行実証実験を行い、翌平成28年度には2両を導入しました。

その後、平成29年3月21日から、市販車では日本初となる営業運行を開始。

令和3年4月1日現在、70両を保有しています。

また、平成29年11月から、最新の排出ガス規制(平成28年規制)に適合するバスの運行を開始。

燃料の高圧噴射による燃焼最適化技術、DPFや尿素水による排出ガス後処理技術、総合的な電子制御技術で、規制をクリアしていますね。

平成19年10月からハイブリッド・ノンステップバスを導入しているというのも、特筆すべき事項。

最新の排出ガス規制に適合し、軽量化されたバッテリー等を屋根に設置することで、ノンステップ化を実現するとともに、モーターによりエンジンの駆動力をアシストして低燃費であることから、CO2の低減にも寄与しています。

なお、これら環境にやさしい車両の導入に合わせて、「環境(エコ)定期券制度」も導入。

都営バスの通勤定期券をお持ちの方が、同居のご家族と一緒に都営バスに乗車される場合、土・日・祝日等の適用日に限り、ご家族が割引運賃(大人100円・小児50円現金のみ)にて乗車することができます。

公共の交通機関である都営バスを利用することで、環境への取組の一翼を担えるだけでなく、運賃もお得になるというは、有難いですね^^

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