JR東日本のICカード乗車券“Suica(スイカ)”のCMに、「Dr.スランプ アラレちゃん」の人気キャラクターたちが登場しています!
SNS等に目を移すと往年のアニメファンたちが喜びの声を上げているのですが、一方でアラレちゃんの声に引っ掛かりを覚える視聴者が少なくないらしく、“アラレちゃんの声は誰が担当しているの?”との疑問が複数寄せられていますね。
今回の声優は初代・アラレちゃんの小山 茉美さんなのか、その後を継いだ川田 妙子さんか、はたまた全くの別人かと論争が起きている模様で、個人的にも真相を知りたくなりました。
Suica・CMバージョンのアラレちゃんを演じている声優は、一体どなたなのでしょう?
CMの声優はアニメ版を踏襲していた!
改めて押さえておきますと、「Dr.スランプ アラレちゃん」は自称天才科学者のセンベエ博士と、センベエが生み出したアンドロイド・アラレちゃんの2人を中心に繰り広げられる痛快ドタバタギャグアニメです。
原作コミックは累計3000万部を売り上げ、1981年から放映されたアニメは最高視聴率36.9%を記録するなど、日本中に大ブームを巻き起こしましたね。
そのアニメ版でアラレちゃんの初代声優を務め上げた人物が、小山 茉美さんです。
そして元祖となるアニメ版に倣い、Suica CMの声についても、同じく小山さんが起用されているらしいと判明しましたよ!
小山 茉美(こやま まみ)さんは1955年1月17日生・愛知県西尾市出身の声優・ナレーターで、1973年愛知江南短期大学入学と同時に国際青年演劇センター名古屋スタジオ・劇団シアターウィークエンドの第一期生となりました。
同年にNHKラジオ芸術祭参加作品「16歳のかくれんぼ(山田太一氏・脚本)」の主演に抜擢され、NHK総合テレビドラマ「キヨコは泣くもんか!」のレギュラー出演で女優として本格デビューを果たします。
その後、現・青二プロダクション所属の声優となり、ラジオ局アニメ誌などの声優人気投票では1982年から3年で連続各社グランプリを獲得しましたね。
いわゆる声優ブームを築いた一人であり、現在は番組ナレーターとしても活躍中です。
アラレちゃんの声はキュート且つどこまでも天真爛漫な雰囲気ですが、小山さん自身は落ち着いた大人の女性といった面持ちで、非常に美しい方ですよ^^
CM版・アラレちゃんの声に違和感あり!?
アラレちゃんというコンテンツ自体が大変な人気を博した点に加え、小山さんのパフォーマンスが余りにもキャラクターとマッチしていたことから、今でも“小山 茉美のアラレちゃん”に強い思い入れがあるという方は非常に多いです。
実を言いますと彼女の後を引き継ぎ、アラレちゃんの2代目声優として川田 妙子さんが抜擢された経緯もあるのですが、川田さん自身が熱狂的なファンから相当なバッシングを受けたと明かしたこともありますね。
それゆえ今回のCMを受けてアニメ版開始時からの支持者は大変喜んでいるかと思いきや、各種SNSに寄せられた投稿をチェックしてみると、冒頭でも触れたとおり「小山さんの声って、本当?アラレちゃんはもっと元気な話し方だった気がする」「アラレちゃんの声に何だかハリがない。昔を知るものとして、すごく違和感を覚える…」「小山さん、アニメ時代と明らかに声が違うよ~」といった戸惑いの声が少なからず寄せられている状況に気付きました。
このような視聴者の微妙な違和感が、“結局、声優は誰なの?”という疑問にもつながっていた様子です。
とはいえ冷静に考えて、アニメスタート時より余りにも長い時間が経過していますし、当時の声をそのまま再現するというのはご本人にも難しいのでしょう。
結果的に変わらぬアラレちゃん&小山さん人気が証明されたとも言えそうですが、令和版・Dr.スランプの登場を素直に楽しむスタンスが一番でしょうね^^
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