三井住友銀行(SMBC)のTVCM「幾千ものシュート」篇が、心を動かされる仕上がりです。
同CMは13歳でバスケットボールを始めて以来、「アメリカのプロリーグで活躍する」と信じ続けてきた八村 塁選手の姿に焦点を当てています。
ひたむきな努力で数々の苦難を乗り越えてきた彼の姿を映像で振り返るとともに、信じることの素晴らしさを表現した構成で、SMBCの東京2020大会に向けたTVCMシリーズ第二弾として公開されていますね。
八村選手のリアルを描き出したCMだからこそ強く伝わるものがあり、初見で思わず泣きそうになってしまったのですが、CMのクオリティを押し上げるに当たってBGMも重要な役割を果たしていると感じました。
そういったわけで今回は「幾千ものシュート」篇で流れるCMソングについて、情報をまとめたいと思います。
BGMはイギリスの国民的ロックバンドの作品!
さて今回のCMソングは、イギリス・マンチェスター出身のロックバンド「オアシス(Oasis)」の作品になります。
オアシスはイギリスの国民的ロックバンドであり、世界中に数えきれないほどのファンを抱えていますから、CMを見てすぐにピンときた方も多いかもしれませんね^^
曲のタイトルは「オール・アラウンド・ザ・ワールド(原題:All Around the World)」といい、サード・アルバム「ビィ・ヒア・ナウ(原題:Be Here Now)」に収められた一曲で、3rdシングルとして発売され、オアシスにとって4作目の全英1位獲得シングルとなりました。
なお「ビィ・ヒア・ナウ」は1997年のアルバムですが、他の何枚かのアルバムのリマスター盤再発キャンペーンの一環として多くのボーナス・トラックを追加の上、2016年にリイシューされています。
八村 塁はCM業界でも大活躍!?
それにしても、最近はTVCMで八村 塁選手の姿を見る機会が本当に多いですね!
改めて押さえておきますと、八村選手は2019年6月のアメリカプロリーグ・ドラフト会議で日本人初の1巡目指名を受けた期待のアスリートです。
アメリカプロリーグの舞台はもちろんのこと、東京2020オリンピックでの活躍も期待されていることから、このタイミングでのCM起用が相次いでいるのかもしれません。
また各CMの撮影エピソード等に目をとおすと、八村選手は演技という点でも大変器用な一面をみせているようなので、企業側としては大変ありがたい存在なのでしょう。
例えば今回のCMでいうと、ストーリーの都合上「今回はシュートを決めないでください」との指示が監督から出されたそうですが、八村選手は苦笑いを浮かべながらも、シュートを外す姿すら様になっていたそうです。
ちなみに「幾千ものシュート」篇に絡んではメイキング映像も併せて公開されておりますので、興味のある方は是非チェックしてみてください。
こちらの映像でも同じく、「オール・アラウンド・ザ・ワールド」がBGMとして採用されていますよ^^
なお三井住友銀行は世界最高峰の舞台で誰も経験したことのない新たなチャレンジを始める姿勢や想いに共感したことから、八村選手とスポンサー契約を締結しています。
と同時に東京2020のオリンピックゴールドパートナーでもあるので、オリンピックに向けて「THE POWER TO BELIEVE」をコンセプトに、八村選手が登場する様々な広告キャンペーンを展開しているところですね。
今回のCMも三井住友銀行が大切にしている「信じること」を前面に押し出しながら、東京2020オリンピックやアメリカプロリーグの舞台で「信じられないこと」を次々と成し遂げていくであろう八村選手の姿を通じ、「信じることの力」を改めて世の中に発信していくような内容に仕上がっています。
一連の広告にはメッセージ性があり、映像や音楽等も素晴らしいので、他にも様々な作品が公開されることを期待したいですね!
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