不動産仲介サービスブランド・三井のリハウスの新TVCF「リハウスしたから」篇で流れるCMソングが、何とも心に響く仕上がりです。
透き通るような女性ボーカルに、孫と暮らす喜びを素直につづった歌詞、そして優しいメロディといったすべてが素晴らしく、確認できるパートは短いながら “名曲”と呼ぶにふさわしい作品だと感じますね。
聞くほどに曲の詳細が知りたくなったので、早速関連の情報を探りました^^
CMソングを手掛けたアーティストは!?
リサーチの結果、今回のCMソングを手掛けたのは女性シンガーソングライターの寺尾 紗穂さんであると分かりました!
歌や作曲のみならず、演奏まで彼女が担当した模様ですね。
流れてるみたいです。三井のリハウス第三弾。作曲、演奏を担当しました。https://t.co/nXRiTEQKMi https://t.co/nXRiTEQKMi
— 寺尾紗穂 (@sahotera) January 11, 2020
寺尾さんは1981年11月7日生まれ、東京都の出身です。
大学(東京都立大)時代に結成したバンド「Thousands Birdies’ Legs」でボーカルと作詞作曲を務める傍ら、弾き語りの活動を開始しました。
2007年にリリースしたピアノ弾き語りによるメジャーデビューアルバム「御身」は各方面で話題を呼び、坂本 龍一さんや大貫 妙子さんといったビッグネームからも賛辞が寄せられるようになります。
以降、大林 宣彦監督作品「転校生 さよならあなた」、安藤 桃子監督作品「0.5ミリ」(安藤 サクラ主演)の主題歌を担当したほか、CMやエッセイの分野でも活躍するマルチな才能の持ち主ですよ^^
著書も複数あるとのことで、なるほどそういった素地をお持ちだからこそ、CMソングのようなセンス溢れる歌詞を生み出せるのでしょう。
加えて大貫 妙子さんや矢野 顕子さんの面影を感じさせる豊潤な歌声と演奏スタイルも、非常に魅力的です。
彼女のお父様は元シュガー・ベイブの寺尾 次郎さんということも、調べを進める中で判明しました。
なお「リハウスしたから」篇に起用されている曲は、あくまでもCM用のオリジナル音楽であり、特段タイトル等は付いていない模様ですね。
SNS等を見るとCMソングが気になっているという視聴者は大勢いらっしゃるようなので、是非一つの作品としてまとめてほしいところではありますが、今のところ予定もなさそうです。
ともあれ寺尾さんはピアノ弾き語りによるCMソングを幾つも手掛けているので、今回の曲を通じて彼女のファンになったという方は、Twitter等のアナウンスで最新の情報をチェックしておくと良いでしょう。
今回のCMには“続編”があった!?
さて今回のCMは「家族は、つづく。」というテーマのもと、住みかえを「リハウスする」と表現し、住みかえをきっかけに家族三世代の幸せな生活が続いていく様子を描いた内容になっています。
孫が誕生して父親から祖父になる主人公役には、ご存知、俳優の山下 真司さんが起用されていますね。
1951年山口県出身の山下さんは、1979年にドラマ「太陽にほえろ!」のスニーカー刑事役でデビューを果たしました。
その後、ドラマ「スクール☆ウォーズ」の滝沢先生役や「くいしん坊!万歳」の9代目くいしん坊で人気を博し、現在もCMやバラエティ番組への出演など、幅広く活躍していらっしゃいますね。
そんな山下さんの素のキャラクターを鑑みても、「まさか俺がじいじとは…」というCMソングの歌詞は秀逸で、どこかぶっきらぼうな言葉を発しながらも喜びや気恥ずかしさを隠しきれない男の心情が、自然なかたちで伝わってきます。
なお冒頭で紹介した「リハウスしたから」篇は1月10日(金)から放映されていますが、こちらには対となる「娘の出産」篇なるものが存在し、後者は1月24日(金)より公開予定とのことですよ^^
山下さんは「リハウスしたから」篇では祖父になり孫と過ごすひとときに幸せを感じている「じいじ」を、「娘の出産」篇では孫の誕生に向けて張り切って準備をしている「出産を控える娘の父親」を演じているそうですから、時系列はオンエアのタイミングと前後するのかもしれません。
いずれにせよ間もなく公開される「娘の出産」篇が大変楽しみですし、寺尾さんの歌が次回も何らかのかたちで採用されるのか、要チェックです!
※1月26日追記:「娘の出産」篇が公開されました↓
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