時として、勝負の行方に大きな影響を及ぼす、審判の判定。
プロ野球の世界でも、“誤審”が大騒動にまで発展するケース等がしばしば見受けられますが、プロ野球全体(NPB)や審判に対する苦情・クレームがある場合、どこへ連絡を入れると良いのでしょうか?
苦情クレーム受付窓口や問い合わせ電話番号、メール問い合わせフォーム等を調べてみました。
そもそも、審判の所属はどこ?
まず初めに、プロ野球の審判が所属している組織を明確にするため、とりあえず「一般社団法人日本野球機構(NPB)」の公式サイトへアクセスしてみました。
1936年に任意団体として創設されたNPBは、一貫して国内の野球水準の向上やスポーツの発展、国際親善への貢献を目的とした活動を行い、その歴史を積み重ねてきた団体。
その定款に目を移してみると、「事業」の項目に、「野球試合日程の編成および審判」「野球選手、監督および審判の養成」「野球選手、監督、審判および野球関係者の表彰、それらの者のための養老厚生事業ならびに職業紹介事業の実施」といった記述を確認することができますね。
どうやらプロ野球の審判は、NPBに所属しているとの理解で間違いないようです。
改めてNPBのサイト全体をチェックしたところ、「審判員・記録員」のページも発見。
2021年度現在こちらのページには、「審判員一覧」「2021年シーズンの記録達成候補者」「審判員通算出場記録」、また「記録員一覧」「2021年シーズンの記録達成候補者」「記録員通算出場記録」といったデータが掲載されています。
加えてNPB審判員によるジェスチャー解説動画や、野球の記録について(記録のつけ方)、記録員コラム、審判員・記録員に関連するニュースなど、興味深いトピックがズラリ。
プロ野球ファンであれば、審判員や記録員の方々についての理解を深める意味でも、一度目をとおしておくと良さそうですね。
「NPBご意見箱」の概要をチェック!
前置きが長くなりましたが、NPB公式サイトの「ご意見箱」というページをチェックしてみると、以下のとおり、プロ野球への意見や要望を自由に送信できるメールフォームが設置されていました。
他に“苦情・クレーム”といった直接的なワードを冠する問い合わせ窓口は見当たりませんし、“ご意見”を受け付けているとの表現から、プロ野球全体(NPB)及び審判に対する苦情・クレームの連絡も、本フォームを通じて入れると良いのでしょう。
■NPBご意見箱
プロ野球や日本野球機構(NPB)に関するファンのみなさまからご意見をお待ちしております。みなさまからいただきましたご意見は、今後の参考とさせていただきます。なお、返信はいたしかねますので、あらかじめご了承ください。ご意見送信ページは、こちら。
「プロ野球へのご意見ご要望をご自由にお書きください」として設置された空欄の他には、“性別/年齢/都道府県/メールアドレス/メールアドレス(再入力)/メールマガジンを希望しますか?”といった項目が。
個人情報保護方針を確認の上、必要最小限の情報を入力すれば、気軽に意見を送信できる印象です。
ただやはり、せっかく意見しても返信を得られないという点に関しては、少々不満が残りますね。
そこで同団体の代表電話等に連絡はできないのかと採用情報より「会社概要」の内容をチェックしてみたのですが、周知されているのは所在地等の情報のみ。
つまり基本的に、“NPBに意見する手段はメールのみで、リアクションはない”ということになりますね;
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