サッカーのワールドカップロシア大会で22日に行われた「ブラジル-コスタリカ戦」にて、ブラジルのフォワード・ネイマールがゴール後に見せたパフォーマンスに対し、批判や疑問の声が噴出しているようですね!
試合終了間際にブラジルの勝利を決定づける2点目を決めた直後、スタンドに向かって指をさし、「右手で自身の首を切るような仕草」を見せたというものなのですが…。
これについて多くのファンから、
・えぇ!?首切りパフォーマンスはヤバイでしょ;
・いくら白熱した展開だったからって、ひどすぎるよ
・首切りのジェスチャーはさすがにやりすぎじゃない?
といった指摘が相次いでいるのです。
確かに首切りのしぐさといえば「殺すぞ」といった意志や「死」を連想させるものだと思うのですが、ネイマールがパフォーマンスに込めた「真意」とは、一体どのようなものだったのでしょう。
実際の「ジェスチャー」を検証
ネイマールさんの首切りパフォーマンス pic.twitter.com/F3Ro7LuUnh
— 逢華 (@_Petit_Etoile) 2018年6月22日
さて、とにもかくにも実際のしぐさを確認してみなければ始まらないということで、再度、問題のシーンを視聴してみました。
すると、確かにネイマールは首の前で手を動かしてはいるのですが、その動きは想像したものとは少し違っていました。
というのも「首切り」というくらいですから、「手のひらを大きく左右にスライドさせた」のだろうと考えていたのですが、実際の動きを注視すると、「手のひらをパタパタと横にシェイクさせている」ように感じたんですよ。
とはいえ首の前で手を動かしているという点は確かなので、良くないイメージを持つ方が多いことは仕方ないとも思うのですが、この「微妙な動きの違い」は、実のところ結構重要なものなのでは?と思えてなりませんでした。
ジェスチャーの意味合いはさまざま
そこで調べてみたところ、英語圏でのジェスチャーは「わずかな動きや表情の違い」によって、全く違う意味をあらわすということが分かりました。
今回の「首の前で手を動かす動作」を例にすれば、
・手を首の前で左右にスーっとスライドさせる=お前を殺すぞ
・手を首の前で小さく左右に揺らす=マズイ、もうやめてよ!
という異なった意味合いに捉えることができるそうです。
本当のところはネイマール本人にしか分からないのでしょうが、個人的には今回彼が行った動きは、完全に後者であったと感じます。
つまり、「タフな試合だな、もうこれ以上はやめてね!」というニュアンスで、あのジェスチャーが生まれたのではないかなぁ、と。
また、当然ながらジェスチャーの意味合いは国によっても違いがあり、一説によると、ブラジルで今回の動きは「やっと」という想いを表すのだそうです。
確かにあの場面において、こちらの捉え方でも意味が通じる気がしますね。
何にせよゴール後のあの態度は、ネイマールの歓喜や安ど感がストレートに表れた結果だったのでは?と感じています。
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