世界中のゲーマーが熱狂し、eスポーツの代表的なタイトルとしても挙げられる「リーグ・オブ・レジェンド(League of Legends。以下、lol)」のCMで流れる楽曲が、めちゃくちゃクールです。
同CMはYouTubeの広告等にも起用されているため、既に大勢の方が目にしており、やはり“CMソングがカッコイイ!”と話題を集めている様子ですね^^
是非詳細が知りたいのですが、lolのCMソングは誰の何という作品なのでしょうか?
曲を手掛けたのはバーチャルヒップホップユニット!
リサーチの結果、CMソングのタイトルは「GIANTS」といい、バーチャルヒップホップユニット「TRUE DAMAGE」のデビュー・シングルであることが分かりました!
既にMVも公開されており、かなりの再生回数を稼いでいますね。
TRUE DAMAGEは、先に登場した「K/DA」に続くバーチャルミュージックグループで、lolに登場するチャンピオンたちによって構成されています。
それぞれに独自の音楽性やファッションスタイルを持つアーティストの集団として、K/DAのラッパーでもあるアカリを中心に、キヤナ・セナ・エコーといった実力派ボーカリスト及び有名プロデューサーのヤスオを加えた5人が参加していますね。
世界最大のPCゲーム・Lolがグループをプロモーションするための巨大プラットフォームとして機能を果たしていることは言うまでもなく、先行のバーチャルK-POPガールズグループ・K/DAが発表した楽曲「POP/STARS」が全米iTunesダウンロードランキングのK-Popカテゴリーで1位を獲得したことを鑑みても、TRUE DAMAGEに寄せられる注目や期待の大きさが理解できるというものです。
とはいえ各キャラクターの背景には当然実在のミュージシャンが控えており、そのメンバーはゲームの存在を抜きにしても、そうそうたるメンツとなっていますよ^^
まずアカリに扮する「ソヨン」は、K-Popアーティストで(G)I-DLEのメンバーとしても活躍する人物ですね。
キヤナを演じるBecky Gは、ラテンスターです。
セナを担当するキキ・パーマーはアメリカのミュージシャンであり、女優としても存在感を見せつけています。
エコーに関しては、2019年3月公開のCGアニメ映画「スパイダーマン:スパイダーバース」のオリジナル・サントラに「メモリーズ」という楽曲で参加したタットモスと、サウスセントラル出身のラッパー・ダックワースが、揃ってパフォーマンスした模様ですよ。
多様ながら実に豪華なメンバーが、一堂に会しているというわけですね。
止まらない“lol”旋風!
なお世界中で加速するlol旋風は留まるところをしらず、ゲームや音楽といったジャンルすら飛び越えて、昨年末にはかのルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)がlolコラボコレクションを発表しました。
ブランド名は「LVxLOL」といい、デザイナーにはルイ・ヴィトンの女性用コレクションでディレクターを務めるニコラ・ジェスキエール氏が就任しましたね。
価格は170ドル(約1万8000円)のバンドゥから5600ドル(約60万円)のレザージャケットまでと幅がありますが、先んじて実現し、ゲーム内において10ドル(約1000円)程度で売られていたルイ・ヴィトンのスキンが、ついに進化を遂げて現実世界まで進出してきたとの印象を抱きます^^;
ゲームの開発元であるライアットゲームズ(Riot Games)は、「グローバルeスポーツと高級ファッションブランドによる史上初のコラボレーション」との表現を用いており、いやはやlolというコンテンツがどこまで成長していくのかゲームファンならずとも見ものではありますね。
ちなみに今回紹介した「TRUE DAMAGE」のメンバー・キヤナが描かれたTシャツも発売されていて、デザイン的にはゲームとの関連性がはっきりと分かる仕上がりになっています。
それでもTシャツ・ジョギングパンツ・パーカー・スニーカー・時計等を一式そろえると、実に8890ドル(約97万円)ほど掛かるというのですから、音楽だけでなくファッションでもその世界観に浸ろうとするのは少々ハードルが高いかもしれません…。
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