関西電力のCM・ONE KANSAI篇に大きな注目が集まっています。
そう、CMのBGMにハム太郎のアニメソングが使用されているんですよ!
これには多くの視聴者が反応するとともに「なぜ電力会社がハム太郎の歌をピックアップしたの?」という素朴な疑問の声が寄せられています。
実際、どうして関西電力はハム太郎に目を付けたのでしょう。
選曲自体には好意的な意見が多数!
「とっとこハム太郎(以下、ハム太郎)」は2000年から放送されていたテレビ東京系のアニメです。
当時は小さな子どもを中心に、かなりの人気を誇っていましたよね^^
そのため、今回のCMソングにはオリジナルのアレンジが加えられていたものの、往年のファンは「ハム太郎の歌だ!」とすぐに気付いたようです。
SNS等をチェックしてみると、
・関西電力のCM、どこかで聞き覚えがあると思ったらハム太郎のヤツじゃん!電力と余りに関係なさ過ぎて、何の歌だかすぐには出てこなかった;それにしても懐かしすぎるわ~。子どもと一緒に歌っていたことを思い出すなぁ
・ハム太郎の曲が流れてる!何で電力会社のCMに?とは思うけど、大好きなアニメだったから何だか嬉しいよ
・テレビ、二度見したわ。CMでハム太郎の歌が使われてるんだもん。懐かしさも手伝って、涙が流れそうになった。どうして今、この歌が起用されたのかな
といった声が複数寄せられており、多くの方が電力会社とハム太郎の関連性を見出せずに混乱しているものの(笑)、CM自体の評価は至って良好でした。
ちなみにCMソングの原曲となった作品のタイトルは「てをつなごう」といい、アニメ放映時はエンディングテーマに採用されていましたね。
歌と映像で「一体感」を演出している?
なお今回のCMでは「いっしょに行こう 楽しい未来へ」というキャッチフレーズとともに、「ONE KANSAI」のコンセプトが前面に押し出されています。
楽しい未来の具体的な内容としては、大阪・関西万博をはじめ、G20やワールドマスターズゲームズなど、今後控える関西圏の大イベントを想定しているようですね。
CMの映像では、関西の様々な分野の人が1つの歌を歌いつなぐ様子が描かれています。
関西電力としては、今後ますます盛り上がるであろう関西の「一体感」を強調しつつ、自分たちもその推進力でありたいという願いを持っているようですね。
さて、具体的な選曲の理由については明らかにされていないのですが、制作者側の意図は何となく汲むことができる気がします。
CMコンセプトのONE KANSAIは「一つになろう」というニュアンスであり、その象徴的として「手をつなぐ(手を取り合う)」という行為が連想されたのでしょう。
そのイメージから導き出された曲が、ハム太郎の「てをつなごう」だったものと推察します。
アニソン独特のストレートなメロディと歌詞は胸に響きますし、子どもウケが良いという点でも、まさに「関西に住む人全員が感じ入ることのできるCM」として、打ってつけの楽曲だったと思うんですよ!
実際、今回のCMに心動かされている視聴者は多いですし、私自身も心温まる素敵な仕上がりだなぁと感じました^^
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