最近になって、iPhoneでSafariを利用すると、最近閉じたタブの履歴が消えなくなってしまったという話を耳にしました。
以前は消えていたのに仕様が変わってしまったのかと首を傾げている方たちは、かなり使いづらさを感じているらしいのですが、履歴を消去する方法はあるのでしょうか?
加えて実際に仕様変更が入ったのか等、現在の状況についてリサーチしてみました。
そもそも「最近閉じたタブ」の機能って?
そもそもSafariには、最近閉じたタブを再表示する機能が備わっています。
まだ必要なタブを誤って閉じてしまったという経験は誰しもお持ちだと思いますが、こちらの機能を使えば容易に元の状態へ戻せるということで、便利ではあるんですよね。
再表示の方法も、至ってシンプルです。
Safariでタブの一覧画面を表示し、画面中央下に表示される「+」のマークを長押しすると、別途「最近閉じたタブ」という項目が表示されます。
こちらのリストから再度表示したいものを選んでタップすれば、選択した“最近閉じたタブ”が、復元されるという流れですね^^
意外と知らない方も多いかもしれませんが、ちょっとした機能の割に、うまく使いこなせば誤操作のストレスがかなり軽減されます。
なお従来の仕様ですと、Safariの“最近閉じたタブ”の一覧は、アプリを終了してしまえばすべて消去されるようになっていました。
アプリを閉じた時点で、情報がリセットされていたということです。
しかしここのところ、アプリを終了しても履歴がそっくり残ってしまうようになったということで、以前の仕様に慣れていた方たちが「使いづらくなった」と困っているわけですね;
タブの履歴はどうすれば消えてくれる!?
実際に履歴が残る現象は、複数のユーザー間で確認されています。
特段仕様が変更されたという報告は入っていないものの、iOS13で同様の状況が起きているという話は出ていますね。
なお“最近閉じたタブ”の履歴がアプリを終了しても残ってしまう現象に見舞われた場合は、とりあえず履歴一覧のページから各行ごとに左スワイプすれば、一つずつ情報を削除していくことは可能なようです。
要は、その他「履歴の削除」と同じ手順を取れば良いということですね!
これまでのように自然な動作で一気に履歴をリセットできるわけではないので、そういった意味では根本的な解決とはいえませんが、とりあえず「履歴を削除する方法自体はある」状況ですので、参考にしてみてください。
それとは別にSafariに絡む情報を各種SNS上で調べていると、「最近、Safariの動きが何かおかしい」との報告が複数のユーザーから寄せられている点に気付きました。
しかもやはりiOS13について、「Safariがこれまでと違った動きを見せる」という話が数多く見受けられますね。
関連の仕様変更が共有されていないことから、ほとんどのユーザーは一連の現象を「バグの一種」であると理解し、不具合が改善されるのを待っていらっしゃいます。
ただいったん閉じると症状が改善するなど、応急処置が効く場合もあるようなので、早めに対策が講じられるのを期待しつつ、個人レベルの対処を続けるほかないですね;
このような状況を鑑みれば、最近になって閉じたタブの履歴が消えなくなってしまったという現象も、完全な仕様変更ではない可能性が高いかもしれません。
逆に「Safariの終了ごとにすべて履歴が消えてしまうのは不便だから、履歴の削除と同じ仕様のままで良いよ!」との意見も出ているので、何とも言えない部分はありますけどね^^;
ともあれSafariの調子に関しては、もうしばらく状況を注視する必要がありそうです。
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