行くぜ東北CMの意味を考察!ダンス女優や歌手も紹介!2019-2020篇

JR東日本のCM「行くぜ、東北。SPECIAL 冬のごほうび 2019 福島篇」が、何とも味のある仕上がりです。

単純な振り付けながら何故か心地よいダンスを披露する主演の女性が可愛らしく、CMソングも魅力的で、派手さはないのに心惹かれる内容だと感じませんか?

眺めるほどに詳細が気になってきたので、出演者・CMソングの歌い手について情報をまとめると同時に、視聴者の反応やCMの意味も探ってみました。

出演女優とCMソングの歌い手を紹介!

まず今回のCMでポンポンを持ちながらダンスに興じているのは、女優やダンサーとして活躍中の石橋 静河さんになります。

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Photography by Taro Mizutani

Shizuka Ishibashi(@shizuka_isbs)がシェアした投稿 – 2019年11月月13日午前2時58分PST

俳優・石橋 凌さんと女優・原田 美枝子さんの次女に当たる石橋さんは、4歳からクラシックバレエをはじめ、2009年よりアメリカとカナダにダンス留学をしました。

13年に帰国したのちはコンテンポラリーダンサーとしての活動をスタートし、15年より役者として、舞台や映画へも活動の場を広げていらっしゃいますね。

16年には野田 秀樹さん演出の舞台「逆鱗」に出演するとともに、映画デビュー作に当たる「少女」も公開されました。

17年には映画「PARKS パークス」や「うつくしいひと サバ?」などに出演を果たし、映画初主演作「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」を通じてはブルーリボン賞の新人賞をはじめ多くの新人賞を受賞しています。

更にNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(18)で注目度が高まり、映画「きみの鳥はうたえる」(18)や、「二階堂家物語」「いちごの唄」(19)等でもヒロイン役を演じて存在感を示すなど、実力派の目が離せない人物といえるでしょう。

ちなみにお姉様はシンガーソングライターとして活動を続けつつ、TVCM・ナレーションやサウンドロゴ歌唱等でも幅広く活躍中の優河(ゆうが)さんです。

石橋 静河のプロフィール

名前:石橋 静河(いしばし しずか)
生年月日:1994年7月8日
出身地:東京都
特技:英会話、ダンス
所属事務所:Plage(プラージュ)
Instagram
事務所個人ページ

続いてCMソングを歌うのは、専門学校の同級生だった2人によって2007年12月に結成されたバンド「SAKANAMON(サカナモン)」のメンバー・藤森 元生さんです。

藤森さんは自身のTwitterアカウントにおいて、今回のCMに起用された喜びを度々つづっていらっしゃいますね。

ちなみにBGMはCM用に書き下ろされたオリジナル・ソングであり、タイトル等は付いていない模様です。

CMの展開が意味不明過ぎる!?

さてSNS等に目を移すと、今回のCMに対しては「雰囲気が良くて好き!」「女優さんやBGMが魅力的で、良質なCMだと思う」との好意的な意見が一定数寄せられる一方で、「何が言いたいのか全く分からない」と首を傾げる視聴者が続出していることが分かりました。

確かに道端でポンポンを持ち踊りながら歩く女性の姿からの、いきなり大内宿の冬景色が登場…という展開は中々に強引で、意味が伝わりづらいですよね^^;

JR東日本の説明をチェックしてみても、「心地よいダンスとBGMで、見る人を東北にいざなう『冬のごほうび』のストーリーを描きます」との記載があるばかりで、それ以上の説明は加えられておりません。

一応、失恋した女性が社員旅行で大内宿を訪れることになり、宴会で使うポンポンを用意しつつやけくそで踊りながら歩いていたところ、旅を共にする同僚の男性と偶然出会い、新たな恋の始まりが示唆される…といったストーリー想像することはできそうです。

しかしながら最後にメタナレが挿入されていることを鑑みても、今回のCMは全体の雰囲気やダンサーとして注目される石橋さんのパフォーマンスありきのもので、細かい設定や現実的な意味を求めることは無粋なのかなと感じますね。

またポンポンは石橋さん演じるキャラクターのみならず、日々の出来事に疲れ落ち込みながらも頑張る不特定多数の視聴者に向けた“応援”メッセージの象徴で、敢えてぼんやりとした展開とすることで、「皆、つらいことがあっても前を向いて歩いていれば、思わぬ幸運(今回の場合は、同僚と思しき男性です)に恵まれるよ!自分へのご褒美に、旅に出てみるのも一興じゃない?がんばれ!」といった“想い”を発信しているとも捉えることができそうです。

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