ヘーベルハウスの新TVCM「FREX AXiii」編に起用されているBGMが、洗練された雰囲気で非常に素敵です。
映像にもよくマッチしており、まるで一つの芸術作品を鑑賞しているような気分になりますね^^
詳細が気になるのですが、こちらのCMソングは誰の何という楽曲なのでしょう?
手掛けたのはグラミーノミネーター!?
リサーチの結果、今回のCMソングは2017年グラミーノミネーターとして知られる日本人「starRo(スターロー)」さんの作品であることが分かりました!
すでにTVで放映されてるので見た方もいると思いますが、新しいヘーベルハウスのCMの曲を書き下ろさせて頂きました。ボーカルはPOPS研究会(@KennPops)ですw
ヘーベルハウスの製品哲学が好きだったのでとても光栄でした!https://t.co/TnQ7aN8oTW— starRo (@starRo75) January 17, 2020
楽曲のタイトルは「Eternity」といい、starRoさんが日本を拠点に伝えたいメッセージを日本語歌詞で書き、ポップミュージックという現代音楽のパッケージに変換して世界へ向けて提案していく自身のプロジェクト「POPS研究会」をフューチャリングに迎え、今回のCMのために書き下ろしたオリジナル・ソングになります。
それゆえ楽曲クレジットのアーティスト欄には「starRo feat. POPS研究会」との記載があり、ボーカルもPOPS研究会が担当したとの説明が加えられていますね。
starRoさん自身は今回のコラボレーションを振り返り、「破壊と創造が繰り返される世の中でずっと残っていく『永遠』の美しさ、そしてその『永遠』を追い求める我々人間の美しさが、ヘーベルハウスの哲学と重なり、そこからインスピレーションを受けてこの曲を書き下ろしました。自分が共感することに音楽という形で関われてすごく光栄です!」との言葉を残しています。
CM全体を俯瞰して満足のいく仕上がりであったことが、こちらのメッセージからも伝わってきますね^^
ちなみに今回のCMで紹介されている「FREX AXiii(フレックスアクシー)」は、旭化成ホームズの戸建注文住宅・ヘーベルハウスが開発した新外壁モデルです。
重量鉄骨システムラーメン構造特有の力強さと、ALCコンクリート・ヘーベルが持つ量塊感を一層引き立たせる外観を目指した商品で、建物全体を独自比率の立体的な罫線に沿って設計することにより、華美な装飾を排除し、機能的な美しさを備えたモダニズム建築を彷彿とさせる外観を表現したそうですね。
2020年1月9日に発売されたばかりの同商品が持つ“革新性”のようなものも、starRoさんの音楽によってより鮮明に表現されている気がしました。
なおCMソングでは「Only reason we live in this world is to be eternity」とのフレーズが歌われており、これは日本語に訳すと「みんな“永遠”になるためにこの世で生きている」といった意味合いになります。
タイトルともリンクする、何とも滋味深い歌詞ですよね。
ただし残念なことに、現状では「Eternity」に絡む音源化の情報等は入っていない模様です。
アーティストの詳細をチェック!
アーティストの情報についても、もう少し詳しく見ていきましょう。
starRoさんは横浜市の出身で、東京とLos Angelesを拠点に活動する音楽プロデューサーです。
2013年よりビートシーンを代表するレーベル「Soulection」に所属し、オリジナル楽曲からフランク・オーシャンやリアーナなどのリミックスワーク、アーティストへの楽曲提供まで、幅広い仕事をこなしていらっしゃいますね。
2016年には1stフルアルバム「Monday」をリリースし、The Silver Lake Chorus「Heavy Star Movin’」のリミックスがグラミー賞のベスト・リミックス・レコーディング部門にノミネートされるなど、オルタナティブR&B、フューチャーソウルなどのシーンを中心に世界的な注目を集めるようになりました。
なおSNS等には「Tokyo ↔︎ Los Angeles」との表記がありますが、2019年から東京に重きを置いて活動しているらしく、前述の「POPS研究会」名義での制作もスタートしています。
ともあれ、グラミー賞のベスト・リミックス・レコーディング部門に日本人として初めてノミネートされたその実力は、今後も世界中の音楽シーンを騒がせることになるでしょう!
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