ハズキルーペCMが不快で違和感ありと不評でも売れてる理由は?

最近、個人的に気になって仕方のないCMがあります。

ズバリ、「ハズキルーペ」を紹介する一連のシリーズがそれに当たるのですが、先日から放送されている最新版の内容も、かなりすごいことになっていますよね^^;

小泉 孝太郎さんと武井 咲さんが「黒革の手帳」よろしくハズキルーペの素晴らしさをPRしているのですが、これは一体どこからツッコめば良いのやら(笑)

キャバクラのような、絶対に拡大鏡なんて扱っていないであろうお店を舞台に繰り広げられるシュールな会話・強度を証明するため次々と女性のヒップに押しつぶされるハズキルーペ・過去弾で主演を張った舘 ひろしが突然の乱入…などなど。

私自身、第1弾の舘 ひろし編から何となく違和感を覚え始め、第2弾の渡辺 謙&菊川 怜のタッグに度肝を抜かれたクチなのですが、第3弾は更にぶっ飛んだ内容になっており、ハズキルーペの「CMそのもの」が、一部ネットユーザーの間でカルト的なブームを巻き起こしている状況も頷けます。

ただ当シリーズは熱狂的なファンを持つ一方で、「不快なCM」としての地位も確立しつつあるんですよ;

ハズキルーペCM否定派の言い分は、一体どのようなものなのでしょう?

新CMの内容は女性をバカにしている!?

以前から、「内容がふざけすぎている」「主張がかなり強いCMなのに、放送頻度が高くて目障り」といったヘイトを集めていたハズキルーペのCMですが、新CMに関して特に目に付いたのは、以下のような批判でした。

・武井 咲バージョン、明らかに銀座の高級クラブが舞台だよね。女性視点で言わせてもらえば、余り気持ちのいい設定とは思えないな
・女性のおしりをドアップにしての悪ふざけ。もはや不快でしかない。
・今までのCMは面白いと思ってたけど、今回は調子に乗り過ぎちゃったね。話題になればOKと思っているのかも知れないけど、今回のCM内容は正直言ってセクハラだよ

お水の世界が舞台ということ、また、過去のCMでも少なからぬ批判を受けていた女性出演者による「ケツプレス(←と、一部では呼ばれているそうな…)」のシーンがよりパワーアップして帰ってきたことが、多くの視聴者の不快を買ったようなんですね;

まぁ設定自体もトンデモですし、「受け狙いで違和感アリアリのCMを作り女性をバカにした!」と憤る人が出現するのも分かる気はします。

それでもハズキルーペは売れている!

ただ高まる批判をよそに、「ハズキルーペ」という商品自体は売れに売れているんですよ!

その要因としては、信用ある国産の製品である・耐久性が高い・虫眼鏡などと違って手を使う必要がない・種類が豊富でデザイン性も高い・保証がしっかりしている…などなど、様々な理由が考えられます。

実際、私の周りにも愛用者が多いのですが、皆一様に使いやすいしもっと早く買えばよかった!と、ハズキルーペをベタ褒めしていますからね!

しかしながら、ハズキルーペがここまでの人気商品に上り詰めた一番の成功要因は、やはり「広告戦略の巧みさ」であると考えます。

名だたるスターたちを起用した広告をバンバンと打ち、内容も思い切り個性的なものに仕立てたハズキルーペは、CMを通じてその知名度を爆発的にアップさせました。

おそらく、決して安いとは言えないハズキルーペの本体価格には、多額の広告費用が上乗せされているでしょう。

ただ、実際にモノは良いわけですし、拡大鏡を買おうという層はある程度の値段がしても「良い品」を求めるはずですからね。

CMで有名だから・大物俳優がPRしているから…という取っ掛かりからでも商品が売れ始めれば、あとは「売れるものが売れる」のが日本です。

とりあえず広告費に多額の先行投資を行い、確実な売り上げアップにつなげたハズキルーペの戦略は、お見事と言うほかありません。

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