グリーンブックのピアノ演奏は本人ではない?誰が弾いてる?

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第91回アカデミー賞で作品賞など三冠に輝いた映画「グリーンブック」が話題です。

同作は人種差別が残る1962年のアメリカ南部を舞台に、コンサートツアーを計画した黒人ピアニストのドクター・シャーリーと、用心棒兼運転手として彼に雇われたイタリア系のトニー・リップに焦点を当てる実話を基にしたロードムービーで、過酷な時代にありながら正反対の二人が心通わせる様子に感動の声が上がっていますよ^^

日本においてもすでに多くの方たちがグリーンブックを鑑賞したようですが、具体的な感想をチェックするうち「シャーリーのピアノ演奏が本当に素晴らしかった」との記述がかなり多いと気付きました。

確かに「(当時差別される側だった)黒人でありながら教養高く、洗練された人物・シャーリー」という設定を際立たせるためには、劇中のピアノ演奏も高いレベルにあることが求められますよね。

そして絶賛されるほどの演奏だったとあっては、シャーリー役のマハーシャラ・アリに代わり、誰かピアノのスペシャリストが起用された可能性が高い考えます。

グリーンブックのピアノ演奏という大役は、一体誰が務めたのでしょうか?



ピアノ演奏には別の担当者がいた!

(画像引用:https://www.universal-music.co.jp/kris-bowers/biography/)

調べてみると、やはりピアノ演奏についてはマハーシャラとは別の人物が担当していたことが判明しました。

その人物の名はクリス・ バワーズ(Kris Bowers)といい、アメリカ・ロサンゼルス出身のピアニストで、作曲家でもあります。

監督を務めたピーター・ファレリーは撮影の過程を振り返り、「マハーシャラはピアノに完全に慣れ、曲はクリスが素晴らしく弾いてくれた。そして最終的に、二人の顔を置き替えたんだ。複雑な作業だったけれど、上手くいったと思っているよ」と語っていますね。

つまり、役者であるマハーシャラもピアノ演奏の「所作」については完璧なレベルのパフォーマンスをみせ、そこへクリスが奏でるとびきりの「音」が乗ることで、黒人ピアニストとして名高いシャーリーがよみがえったのです。

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ピアニスト「クリス・バワーズ」とは?

なおクリス自身も注目の鍵盤奏者で、これまでにも映画音楽に携わった経験があることから、今回の起用についてはこの上ない人選だったといえるでしょう。

クリスは1989年生まれとまだ若いものの、特にジャズシーンにおいては期待の新星と目されており、2011年のセロニアス・モンク・コンペティションで優勝するなどジャズ界の「エリート街道」を歩む人物として将来を嘱望されています。

グリーンブックにおいても「音」だけで観客の心を奪ったわけですし、その才能はまぎれもない本物といえそうですね^^

今回、注目度の高い同作において確たる成果を上げたことをきっかけに、これからますます活躍の場を拡げていくかもしれません!

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