Hondaの企業広告「Go, Vantage Point.」シリーズが、洗練された仕上がりで目を引きます。
一方で、同シリーズのキモともいえる「Go, Vantage Point.」というフレーズの意味が分からないという声が割と寄せられていますね。
確かに短い言い回しながら、CM中には対応した日本語が添えられていないので、どのように受け止めることが適切なのか少々戸惑ってしまいます。
そこで今回は「Go, Vantage Point.」の日本語訳やそこに込められたメッセージを調べるとともに、CMのBGMについても情報をまとめてみました。
「Go, Vantage Point.」の意味を紹介!
とりあえず、「Go, Vantage Point.」という言い回しを単語レベルでかみ砕いてみましょう。
「Go」というワードは、日本でもすっかり定着していますが、「(ある場所へ)行く」という意味を持つ英単語ですね。
続く「Vantage」は“バンテージ”と発音し、日本語にすると「有利な立場、優位」などと訳すことができます。
最後に登場する「Point」はいろいろな意味を持つものの、「点」と理解されることが多いでしょう。
以上を踏まえてシンプルに訳してみると、「Go, Vantage Point.」という言い回しは「行こう、有利な地点へ」程度の意味になりそうです。
ただし「Vantage Point」という言葉自体がセットで登場し、有利な地点の他に、「見晴らしのきく地点」と訳されることも少なくありません。
今回の場合も「行こう、見晴らしの良い場所へ」とする方が、しっくりくる気がしますね!
ともあれ当のHondaサイドは「Go, Vantage Point.」というメッセージをどのように受け取ってほしいのだろうと考え、同シリーズの公式サイトをチェックしてみると、「自分を、もっともっと連れ出すんだ。見晴らしのいい場所へ」との日本語訳が添えられていました。
先ほど素直に付けてみた訳と大きく異なるわけではありませんが、ことHondaの企業CMに限っては、こちらの日本語訳で理解した方が正確といえるでしょうね^^
Hondaの先進的な技術とともに、より見晴らしの良い場所へ自らを導いていこうとのメッセージが込められている気がします。
CMソングを手掛けたのは誰!?
なお今回のCMソングを手掛けたアーティストについては、Hondaより以下の情報が共有されています。
楽曲名:Head High
作詞作曲:Taka, Jason “Poo Bear” Boyd, Jared Gutstadt, Jamil Kazmi
ナレーション:ONE OK ROCK(Taka)
なるほど船外機・発電機・蓄電器といったHondaの様々なパワープロダクツをフィーチャーした同CMは、「Power Products×ONE OK ROCK」がコラボしたものだったわけですね!
CM映像への出演と楽曲の提供に加え、ナレーションもTakaさん自身が務め上げているということです。
なおTakaさんをフィーチャーした企業広告のサイトでは、Honda製品の撮影を担当したノンフィクション作家でもある写真家の石川 直樹氏によるエッセイを掲載しているほか、GALLERYコーナーにてライブツアー「ONE OK ROCK 2019 – 2020 “Eye of the Storm” JAPAN TOUR」の会場で配布されたリーフレットも公開中です。
ちなみにこちらのリーフレットは3パターンあって、石川さんが撮影したヒマラヤとユーコン川のダイナミックな写真等を楽しむことができますよ^^
更にはCMのメイキングもチェックすることができますから、ONE OK ROCKのファンであれば見逃すことができない内容です。
サイトの構成自体もスタイリッシュで見ごたえがありますから、是非目をとおしてみてください。
それにしてもHondaのCMは公開されるたびに話題を呼び、評判も良いですね!
ことCMソングに関しては「HondaのCMソングは名曲ぞろい」との評価がすっかり定着しており、その動向に注目している音楽ファンも多い模様です。
今回はONE OK ROCKとのコラボが大成功を収めたわけですが、今後Hondaがどういったアーティストとタッグを組んでその魅力を引き出していくのかという点についても、引き続き注目しておきましょう!
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