プロ野球・広島カープの主力選手である丸 佳浩外野手がFA権を行使する意向を表明し、その動向に大きな注目が集まっていますね!

かつては、一度FA宣言を行った選手がそのまま現状の球団に留まる「宣言残留」を認めないと表明していたカープですが、今回は危機感を募らせているようで、「丸に関しては特例で、宣言残留も容認する」ということです。

それにしても、球団によって宣言残留の可否が異なるのはなぜなのでしょうか?

FA宣言自体は選手側が勝ち取った権利なのに、定められたルールを全面的には認めない一部の球団が、どのような思惑を持っているのか気になりますね。

各球団のFAに対する具体的なスタンスも含め、解説したいと思います^^

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「宣言残留」は球団側に不利なことばかり!?

(画像引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/丸佳浩)

過去に宣言残留を認めないと明言した球団は一様に、「そもそも残留する気があれば、FA宣言するには至らないだろう。よって、宣言をした時点で他球団に出ていく意思を表明したものと見なす」といった趣旨の説明を行っています。

要は去る者追わずの論理で、「出ていきたい選手はもう戻ってこなくていいよ!こちらも引き留めないから」と言っているわけですね。

とはいえプロである以上、「せっかく手に入れた権利なのだから、他球団の評価を話だけでも聞いてみたい」という選手だって存在するでしょう。

それなのに、一部球団が宣言残留を認めない理由は、「マネーゲームを避けるため」との見方が有力です。

つまり、FA宣言をして複数の球団と交渉を行った選手が、「他の球団はこんな大金を出すと言ってくれているから、残ってほしいのならばもっと良い契約を用意してくれ」といったアプローチを仕掛けてくるのを、球団側が恐れているというわけですね。

加えて、やはり一度FA宣言した選手は、球団やファンから「余りウチに愛着がないのかな…」といった具合に、面白くない印象を与えるということもあるのでしょう。

球団側の金銭的な事情や感情論も含め、「宣言残留は認めたくない」という結論にたどり着くのも一理あるとは思います。

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宣言残留に対しスタンスを変えつつある球団も

ただ、宣言残留を認めないことについては、選手会側からの「FAの趣旨が理解されていない」という非難もありますし、有力選手をみすみす流出させる確率も高くなることから、各球団の対応も流動的なものに変わってきてはいます。

かつては、およそ半数の球団が宣言残留を容認する中で、「ヤクルト・広島・日ハム・ロッテ・西武・楽天」などが否定的なスタンスを取っていましたが、今回の広島のケースのように、「宣言残留は認めない→どうしても失いたくない・貢献度が高い選手によっては認める場合もある」と、態度を軟化させているところがほとんどですね。

唯一楽天だけが、宣言残留不可というスタンスを貫いていると思うのですが、他の球団は何かしらの状況で、「今回だけは特例で認める」と表明したことがあります。

確かに、育て上げた選手を他の球団にパッと引き抜かれてしまうのは、球団・ファンともに損出が大きいですが、FA宣言をした選手がルール違反を犯しているわけではないという点は理解しておきたいですね。

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