最近、急激に注目度を上げてきた「ディープフェイク(deep fake)」なるものをご存知でしょうか?

「動画版フェイクニュース」とも評されるディープフェイクの技術は、多くの人の名誉を傷付けると同時に世論までコントロールしてしまうとして、大変な物議を醸しています。

今回はディープフェイクの概要をお伝えしつつ、私たちに関わる部分での危険性についても考えてみたいと思います。



そもそも「ディープフェイク」って?

(画像引用:https://forbesjapan.com/articles/detail/19670)

端的にいうならば、ディープフェイクとは「人工知能(AI)などの高度な技術を駆使して本物と見分けのつかないように作った偽物の動画」のことです。

AIの一種である「ディープラーニング(深層学習)」と「フェイク(偽物)」が合わさったものを、ディープフェイク技術と定義しているわけですね。

恐ろしいことに、ディープフェイクの動画は相当精度が高いことで知られます。

作り物の映像ながら本物と見分けが付かず、米シンクタンクでサイバーセキュリティを研究する専門家も「現時点では対処方法が見つからない」と頭を抱えるほどです。

こちらの技術を悪用する輩も続出しており、より高度なフェイクニュースを作成して混乱を生じさせることはもちろん、大掛かりな「情報戦争」に採り入れられるケースも後を絶ちません。

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ディープフェイクに踊らされては危険!

いわゆる「アイコラ」的な使われ方をする例も目立ち始めていますね。

ターゲットとなる人物の映像をAIに学習させ、表情のパターンを作り、それを既存のアダルトビデオに出演する女優の顔へはめ込むわけです。

登場直後と比べてクオリティは格段にアップしており、顔の方向が変わっても違和感なく動くため、「本人の流出映像」にしか見えないそうですね…。

技術の進化と普及に迎合するように、現在ではディープフェイクの専門サイトが国内外で乱立してきています。

需要もかなり高いらしく、検索エンジンに「ディープフェイク」とのワードを入れれば、名だたる女優や人気アイドルの名前が候補として上がりますよ;

利用者は「偽物だと分かって楽しむ分には問題ない」と居直っているのでしょうか?

しかしながら、現実はそう甘くありません。

そもそもの部分でディープフェイクは著作権侵害や名誉毀損に当たるため、当然ですが「違法」となります。

加えてアダルト要素等を含むディープフェイクコンテンツを平然と扱うサイトも、不正広告やウィルス感染の危険を多分にはらんでおり、軽い気持ちでアクセスしただけで実害を被る恐れがあるんですね。

前述したとおり、日本人女優の動画を気軽にアイコラを楽しむ感覚で漁っている層は多い様子ですが、道義的にも安全性の観点からも危険な行為ですので、絶対に推奨できません!

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