史上最大級との指摘もあった台風19号の被害に未だ多くの方が苦しむ中、13日に放送された「Mr.サンデー」(フジテレビ系)の内容が波紋を広げています。

もう少し具体的にいうと、ゲストの橋下 徹さんが明かした「治水行政」の在り方に「闇が深すぎる」という驚きの声が続々と寄せられているのですが、これは一体どういうことなのでしょう?



「治水」とは一体どういうもの?

そもそも治水(ちすい)とは、洪水・高潮といった水害や、地すべり・土石流・急傾斜地崩壊等の土砂災害から人間の生命・財産・生活を防御するために行う事業のことを指します。

読んで字のごとく、水を安定的に治めるため、堤防・護岸・ダム・放水路・遊水池等の整備や、河川流路の付け替え、河道浚渫による流量確保、氾濫原における人間活動の制限を実施するわけですね。

概要だけをきけば、行政が治水に関与するのはごく当たり前且つ欠かせないことのように思えます。

ただ今回橋本さんは行政の進める治水の考え方・具体的な手順について踏み込んだ発言を行い、それが一般的な価値観に照らし合わせれば非常にショッキングな内容であったため、多くの視聴者が「そのようなことがあって良いのか…」と疑問を抱いているのです。

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被害に遭いやすい地域が存在する!?

ここからが問題の核心なのですが、橋下さんは「治水行政はかなりシビアにやっている」とし、治水行政において「都市化されている下流地域に被害が出ないように、上流部であえて氾濫させる」手法が採られていることを明かしました。

そして大阪を引き合いに出し、「淀川が氾濫しないように琵琶湖で止め氾濫させる、いざというときは奈良県側で氾濫させる」という驚きの解説を行ったのです。

要は関西で一番人口の多い大阪の被害を食い止めるため、敢えて近隣の滋賀や奈良へ水が流れる設計にしているというわけですね…。

行政が意図的に「被害に遭いやすい地域」を生み出しているとの発言に、司会の宮根 誠司さんも「逆に言うと、ここ氾濫させてもいいって場所に住んでいる人にとっては、とんでもない話」と驚きを隠せない様子でした。

橋下さんは「情報開示が必要。緊急放流っていうのがそう」と続けましたが、各種SNSや掲示板はほどなく「上流部の人たちが犠牲になるように仕組まれた治水行政なんて、誰が納得できるのか」という怒りの投稿で溢れましたね。

「橋下さんの話は本当なの?日本の闇だね。つらすぎる」と、命の重さをはかりに掛けるような考え方に、愕然とした方も多かった模様です。

代替案を出せといわれると何と答えれば良いのか言葉に詰まりますが、多くの方が違和感を覚えたように、やはり橋下さんが語った治水行政の在り方には問題を感じざるを得ません。

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