キヤノンの苦情クレームはどこに言えばよい?窓口を調査

光学機器メーカーとして長年培ったイメージング技術と、システム開発力や数理技術など時代に先んじる独自のIT、そして中堅・中小から大手企業まで広範で強固な顧客基盤を持ち合わせていることを強みに、高付加価値なソリューションによって、お客さまのDX(デジタルトランスフォーメーション)を支援する「キヤノン」

これからも不変の行動指針である「顧客主語」を徹底し、お客さまとともに新たな価値を創造することで、サステナブルな社会の実現に貢献する企業グループを目指すと表明していますが、私たちが生の声を届けることができる、問い合わせ窓口は設置されているのでしょうか?

苦情クレーム受付窓口や問い合わせ電話番号、メール問い合わせフォーム、本社への連絡は可能かどうか等を調べてみました。

併せてキヤノンの特徴についてもまとめてみました。

キヤノンに関する“ご意見・ご要望”は「キヤノングローバル」のサイトへ!

(画像引用:https://canon.jp/)

さてキヤノン公式サイトの「キヤノンへのお問い合わせ」ページをチェックしたところ、企業情報やキヤノンの活動といった商品・サービス関連以外のキヤノンについてのご意見・ご要望に関しては、「キヤノングローバル(CanonGlobal)」のサイトにて受け付けている旨が記されていました。

“ご意見・ご要望”との表現を見る限り、疑問・質問のみならず苦情・クレームに類する問い合わせも、キヤノングローバルのサイトより連絡すれば良いのでしょう。

キヤノンのグローバル公式サイトである「キヤノングローバル」においては、キヤノングループのビジョン・経営戦略・事業領域・最新ニュースをはじめ、キヤノン株式会社の会社情報・投資家情報・採用情報・CSR活動などについて幅広くチェックすることができます。

このようなサイトの性格を鑑みるに、キヤノングローバルをとおして伝えた声は、本社といった組織中枢部に届いているとの理解で差し支えないでしょう。

キヤノングローバルに設置された「キヤノンに関するご意見・ご要望」送信フォームは、こちら

土・日・祝日・夏季休業・年末年始など、弊社休業日に届いた問い合わせについては、翌営業日以降の対応となるそうです。

ちなみに残念ながら、こちらの送信フォームと対を成すような電話の受付窓口は見当たりませんでした。

しかし、「キヤノンに関するご意見・ご要望」の電話窓口はないものの、「商品・サービスに関するご相談・お問い合わせ」に関しては、メール・電話の双方による連絡が可能です。

詳細はこちらをご覧ください。

キヤノンの特徴は?

キヤノンの概要や強みに関しては冒頭でも軽く触れましたが、その特徴をもう少し具体的に理解するため、事業領域についても深掘りしておきましょう。

グローバルで幅広く事業を展開し、世界のすみずみにいたるまで製品・サービスをお届けしている、キヤノングループ。

現行の主力製品の競争力を徹底的に強化するとともに、新規事業の早期拡大も図っているところです。

具体的には、主力事業の市場の成熟化を見越してM&Aなどの経営手法も使いながら、商業印刷、ネットワークカメラ、メディカル、産業機器という4つの新規事業を核としたBtoBビジネス中心の事業ポートフォリオに入れ替え、新たなる成長をめざす「戦略的大転換」を、全社を挙げて推進中。

事業ポートフォリオの入れ替えを完了し、戦略的大転換の第二段階として、2021年からは「グローバル優良企業グループ構想フェーズⅥ」をスタートさせ、4つの産業別の事業グループに、グループ会社も含めて組織を再編成しました。

産業別グループ内では、各事業・グループ会社がもつ技術や人材の連携を深めて、事業競争力を高め、新たなイノベーションを創出。

さらに、全社横断的な「フロンティア事業推進本部」を2021年に新設の上、キヤノンがこれまで培ってきたあらゆる技術を活用して、ライフサイエンス事業や材料事業のほか、生産技術やコンポーネント開発など、ソリューションの事業化への取組を強化しています。

また、各事業グループやグループ会社においても、幅広い技術をもつキヤノンの強みをさまざまに編集し、宇宙産業や農業、エンターテインメント産業など、社会課題の解決に貢献するソリューションをはじめとした新規事業を開拓。

現状に満足することなく、更に新たな事業を創出し続けている点は、キヤノンの大きな特徴といえるでしょう。

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