歌詞検索サービス「歌ネット」が発表した2月14日付けの「歌ネット注目度ランキング」にて、back numberの「HAPPY BIRTHDAY」が首位に輝きました。
こちらのランキングは発売前の楽曲のみを対象とし、歌詞閲覧数といいね!の数を基に算出されるものなので、同楽曲が「これから発売される、歌詞が注目されている楽曲・1位」であることの証明になるでしょうね^^
なおHAPPY BIRTHDAYは2月27日にリリースのニューシングルであり、火曜ドラマ「初めて恋をした日に読む話」の主題歌として書き下ろされた作品です。
ドラマでは3人の男性がヒロイン(深田 恭子)に想いを寄せていますが、今回の歌詞は「どのフレーズを切り取っても、男性陣それぞれの心情とリンクしている気がする!」と評判を呼んでおり、多くのファンがその意味について様々な解釈を行っている模様です。
とうことで当ブログでも、今話題の楽曲「HAPPY BIRTHDAY」の歌詞を独自に考察してみました!
「HAPPY BIRTHDAY」って何の誕生日なの?
まず、タイトルにもなっている「HAPPY BIRTHDAY」という言葉について考えてみましょう。
SNSなどにおいては、ここでいう誕生日とは単に楽曲の主人公(歌い手)が生まれた日ではなく、「今、片思いしている相手を好きになった記念日」のことを指すなど、何か比喩的な表現として用いられているのではないかとの意見がみられました。
しかしながら私は、本作の誕生日はストレートに「毎年迎えるその人が生まれた日」のことを意味していると考えます。
その根拠は、同曲の歌詞が誕生日を迎えたばかりの0時ちょうどに意中の相手から「おめでとうメール」をもらえると期待していた切ない男心を表していると感じるからなんですよ^^;
同楽曲の根底には「誕生日ということで何らかのアクションがあるかもと少し期待してたけど、やっぱりダメだったか…」という落胆から、どんどんいじけてしまう主人公の心情が存在すると思えてなりません。
大人の誕生日はどうして嬉しいのだろう?
ちなみにこの歌の主人公は、妙齢(歌い手は男性でしょうが^^;)の人物であると考えます。
同級生を眺めると結婚する人はしていて、仕事で出世している人なんかもいて、かといって全てに開き直れるほど年齢は重ねておらず、何においても一番焦ったり悩んだりする世代の想いが綴られていると感じるんですよね。
歌詞の端々から溢れ出るみずみずしさというか、もっといえば「青っぽさ」によって、そう推察したわけですが。
そしてそのくらいの年齢になると、誕生日を迎えること自体は余り嬉しくなくなってくるんですよ(笑)
子どもの頃は「今日は誕生日!」という事実だけでテンションが上がったもんですが、同曲の冒頭で歌われているように、年を取ると単純には喜べなくなっていきます。
学生さん辺りには伝わりにくい感情かもしれませんが…。
そんな大人が誕生日を心から喜ぶことができるのは、やはり「愛する人が共に自分の誕生日を祝ってくれたとき」ですよ。
日にち以外の要因が合わさって初めて、自分の生まれた日が意味を持って輝き出すんです。
おそらく主人公は「誕生日を迎えるだけならば、もう大した喜びは見出せないけれど、君がそばにいてくれたらきっと幸せな気分になれたのにな」という気持ちで、しかしそれが叶わなかったことを嘆きつつ、自虐的に歌っているのでしょう。
ただ、主人公はまだ望みを捨てきれていない様子ですし(笑)、当然相手の女性のことをあきらめてもいないはずです。
そして実際、まだ彼にもチャンスが残っているような気がしますよ。
男性がものすごくロマンチストなのに比べ、案外女性はカラッしていますからね^^;
0時ちょうどの連絡がなかったとしても、そのうち「オメデトウ」の言葉とともに、恋の急展開が訪れるケースだってありそうです。
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