アイフルCMの元ネタ映画は?映画館篇はオリジナルでは無い?

アイフル「凛とした女将」シリーズの第7弾として、「映画館」篇の放送がスタートしました!

新CMにも元宝塚スターの大地 真央さんと俳優・今野 浩喜さんが引き続き出演を果たし、その存在感をいかんなく発揮していらっしゃいますが、CM自体の趣向は一風変わったものとなっていますね。

板前役の今野さんが映画を鑑賞しながらポップコーンを食べていると、突然スクリーンの中に女将さん(大地 真央さん)が登場するのです!

いつになく「なんでそんなところから、女将さん!?」とツッコみたくなる展開に、度肝を抜かれながらも大爆笑してしまった視聴者はかなり多いらしく、SNS等には絶賛の声が上がっていますよ^^

個人的にも、同シリーズ史上一番の仕上がりだと感じました。

それはさておき、CM中で板さんは鑑賞中の映画について「フランス映画」であると断言していますね。

この点を鑑みれば、CMに登場する映画の世界観は完全なオリジナルではなく、「元ネタ」となる作品が存在すると考えることができそうです。

同CMの元ネタとなった映画は、一体何という作品なのでしょう?

「雨・傘・フランス」で導き出されるのは?

大地さんの衣装や全体的な雰囲気をみれば、CMに登場する映画が「フランスのクラシック映画」を参考としていることは何となくイメージできます。

それゆえ、若干ステレオタイプな印象も含めて「昔のフランス映画って、こういう雰囲気でしょ?」という設定を作り上げたと考えることもできるでしょうが、個人的な意見を言えば、今回の映像には明確な元ネタが存在すると思いますよ。

“雨・傘・フランス”というキーワードから導き出される有名映画といえば、1964年公開のフランス映画「シェルブールの雨傘」しかないでしょう!

シェルブールの雨傘は、互いに愛し合っていた傘屋の少女と修理工の若者が、戦争に引き裂かれ、別々の人生を歩くまでを描いたミュージカル作品です。

フランスの名匠ジャック・ドゥミ監督が採用した“語り調のセリフを排除し、すべてを歌で表現する”という大胆な歌曲形式が観る者の心を強く揺さぶり、主題曲が世界中で大ヒットを飛ばしたほか、第17回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞するなど、高い評価を得ましたね。

その後も舞台化やデジタル修復完全版が制作される等、時代を超えて愛され続ける名作映画です。

フランスの女優に扮する大地 真央が可愛い!

(画像引用:https://eiga.com/movie/54203/)

なおCMで大地さんが扮するのは、シェルブールの雨傘のヒロインであり、フランスの大女優として知られる「カトリーヌ・ドヌーヴ」とみて間違いないでしょう。

映画中でドヌーブが、イエローの鮮やかな服に黒いリボンのカチューシャで登場する点をみるにつけても、やはりCMの元ネタがシェルブールの雨傘である点は疑いようもありません。

なおこちらの映画は50年以上も前の作品となるものの、ドヌーブのファッション等は全く古臭くなく、今の感覚で眺めても見惚れてしまうほどに洗練されています。

ドヌーブ自身はつい先日脳卒中で倒れてしまい、11月に入ってからも様々な続報が入ってきているところですが、入院先で順調に回復しているとのことで、世界中のファンがひとまず安心したタイミングですね。

ドヌーブクラスになると、もはや「伝説の女優」と称しても過言ではない気がします。

一方でCM中に大地さんが披露する“ドヌーブ風ファッション”も、悶絶しそうになるほどキュートです!

視聴者からは「このファッションをこれほど可愛く着こなせる60代なんて、大地さんだけでしょう」「コミカルな演技も絶品だけど、ストレートに可愛いよね。大地さんの起用も含めて、本当に好きなCM」と、大地さんを称賛する意見が多く寄せられています。

「凛とした女将」シリーズについては、もはやCMそのものに大勢のファンが付いているといえるでしょう。

あなたのコメントをどうぞ!

この記事へのコメント一覧

この記事へのコメントはありません。