アメリカの電気通信事業者「ACN」をご存知でしょうか?
「電気を人に紹介するだけで多額の報酬を得ることができる」との謳い文句で日本国内でも勧誘を行っているそうですが、本当にそのようなうまい話があるのか、リサーチを進めました。
そもそもACNはどういった活動をしているのか?
端的にいうと、ACNは「電力」を商材としたネットワークビジネスを行う会社です。
ACNのメンバーになると、格安SIMやセキュリティ、健康補助食品、電気小売などを取り扱いながら、ビジネスパートナーを増やしていくことが求められます。
そして、ACNに向けて多くの顧客を紹介するほどに、多額の報酬が懐に入ってくるというわけですね。
いわゆる「マルチ商法」の類です^^;
そういってしまうと何となく危険なイメージを抱きますが、実際に商売としての仕組みが整っているのであれば、詳細を知りたいという方も少なくはないでしょう。
ということで次の項目では、「ACNのネットワークビジネスは儲かるのか?」について考察したいと思います。
利益を上げるのは並大抵のことではない!
ACNを勧める会員たちの多くは、口々に「簡単にできるから」「大きな会社で安心だよ」などと述べるそうです。
実際、勧誘セミナーには世界中から「成功者」たちが集まり、しきりにシステムの素晴らしさについて熱弁をふるうといいますね。
ただ、PRに当たっては耳あたりの良い点のみが提示され、ビジネスに伴うリスクに関しては、契約書を読み込まなければ気付くことができません。
まず、ACNのメンバーになるためには、そう安くない金額の「会費」と「年間更新料」が必要となります。
そしてこの「元手」をペイするだけでも、20人以上の顧客を紹介する必要があるんですよ^^;
「電気」という目に見えづらい商材を手に、自発的な営業活動を行って20人のパートナーを掴む…。
これだけでも、かなり困難だと感じるのは私だけでしょうか?
そこで、ACNに関わった方たちの具体的な口コミをチェックしてみたところ、
・儲かるどころか、元すらとれない。会費がこんなに高いなんて、そもそも聞いてなかった
・知り合いを勧誘したけど、やはり「マルチ商法」のイメージが強いみたいで、全員に断られた。セミナーで入会を即決なんて、馬鹿なことをしたもんだ
・マルチ商法=完全な悪ではないと思うし、実際に稼げる仕組みもあるんだろう。でも、ACNはダメだ。これで儲けるのは厳しすぎる
と、ネガティブな評判ばかりが目につきましたね。
同様のビジネスがそうであるように、一部に莫大な利益を上げる会員も存在はしているでしょう。
ただ多くの人にとって、ACNで儲けることは困難を極める作業という印象を受けました。
とりあえず、最初から何の苦労もなくお金だけゲットできるなんてことはあり得ませんので、十分注意してくださいね!
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