韓国の人気グループ「東方神起」のユンホさん(32)が、日産スタジアムで行われた日本公演のステージ上で「猿」を真似たようなジェスチャーをしたことが差別的であるとして、インターネットを中心に大きな物議を醸していますね。
このニュースを見ていてふと思ったのですが、そもそもどうして「猿の真似=日本人差別」という図式が成り立つのでしょう。
白人たちが黄色人種への蔑称として「イエローモンキー」という言葉を使うことは知っているのですが、これは東アジア人全体に向けられたのもですから、日本/韓国という違いはないはずです。
考えるほどに、ことさら日本人だけが「猿」と差別されるのはなぜかが分からなくなってしまったので、その理由を調べてみました。
なぜ韓国は日本人を「猿」と揶揄するのか
東方神起のリーダー ユンホ 日産スタジアムで、6/10(日)人種差別行為をしました。日本人として、絶対に許せません。#猿真似 #東方神起 #人種差別 pic.twitter.com/beil6w7XGR
— moya (@moyakosan_moya) 2018年6月12日
リサーチの結果、以下のような理由から、韓国人は反日感情や差別意識を表明する際に、日本人を猿に結びつけることが分かりました。
・韓国人よりも小さい日本人の体格が、ニホンザルを連想させる
・単純に日本人の顔つきが、サルに似ている
・サルの赤い尻が、日の丸のようである
・韓国にはサルが生息していないが、日本における「ニホンザルが温泉に浸かる風景」は韓国でもメジャーであり、日本と聞くと猿の姿を連想する人が多い
ふ~ん、なるほどそのような理由でしたか。
何となく納得できるような、ただのこじつけのように思るような…。
どちらにしろ、ほかならぬ日本人の私たちにとってみれば、余り良い気持ちはしませんね^^;
ユンホ自身に差別的な意図はあった?
それでは今回のユンホによる「猿の(ような)動き」には、上記に挙げたような差別的意味合いが含まれていたのでしょうか。
本人および所属事務所が声明を出していない以上、予想というかたちにはなるのですが、私は「NO」だと思います。
私も知人に付き添い東方神起の公演には何度も足を運んだことがあるのですが、ユンホは以前からステージ上でおどけたポーズやユーモラスなダンスを披露し、それを同じように観客にも促すというパフォーマンスを好んで取り入れていました。
もちろんその中には、今回のように「猿」を彷彿とさせる動きもあったのです。
ですからコアなファンにとっては、「なぜ今になってこのアクションが話題になったの!?」というのが正直な感想でしょう。
ただこの日の模様は「WOWOW」で生中継されており、従来のファン以外にも、多くの日本人の目に触れるところとなりましたからね。
その人たちから見れば、「何だ、あれは!」という感想も持つでしょうから、そこはユンホが軽率だったのかな…と思います。
日本と韓国の間には歴史をめぐる問題が横たわっていますし、これまでも韓国著名人たちが猿の真似を行い、そのたびに国際的な問題に発展していたのは事実ですからね。
ただ、テレビ放送も含めた多くの日本人の視線が注がれる中で、日本において多くの活動を行っている東方神起メンバーが、わざわざ明らかな差別行為を行うでしょうか。
それこそ、本人たちには何の得もありません。
ですからユンホの行動については、「興に乗って何となく取ったポーズがmたまたま誤解を与える内容であった」という見方をするのが、自然なのではないでしょうか。
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