コンサートやライブ、宝塚歌劇のチケットで、普通のチケットとは異なる「ピクチャーチケット」というものがあるのを最近知りました。
ファンクラブ特典や先行購入特典となっている事も多く、希少性の高い限定品のようで、使用済みの半券を大事に取っておくファンもいらっしゃるようです。
今回はピクチャーチケットが具体的にどういったものなのか、通常チケットとの違いなどを調べてみました。
ピクチャーチケットとは?
ピクチャーチケットとは、その名のとおりアーティストの写真などが入ったチケットのことです。
通常のチケットにはイベント日時や座席番号といった必要な情報が印字されているだけですが、そこに好きなアーティストやアニメのキャラクターが印刷されて入れれば、ファンとしてはやはり嬉しいですよね。
それゆえピクチャーチケットは、オフィシャルファンクラブや先行購入の特典として、条件を満たした場合にのみ手に入るケースが多いようです。
入場券としての役割は通常のチケットと変わらないわけですが、ピクチャーチケット仕様にはプレミアム感がありますし、公演後の記念にもなりますから、できればピクチャーチケットをゲットしたいという方は大勢いらっしゃるでしょう。
ピクチャーチケットは使用済みの半券にも需要あり!?
アーティストなどの写真が印刷されていることから、一種のファングッズとしても人気が高いピクチャーチケット。
特に、ファンクラブ先行でしか手に入れることができない「メモリアルピクチャーチケット」などと銘打たれたものは、ファンの注目を集めているようです。
また、全公演絵柄違いのピクチャーチケットが届けられる場合や、複数人グループの公演にて掲載メンバーが異なるチケットが用意されている場合などは、全種コンプリートしたいと考える熱心なファンの方も少なくない模様。
主催者側も「ライブチケット最速抽選先行購入特典のピクチャーチケット、ついにデザイン公開!」といった具合に購買意欲を煽るPRを展開していますし、ピクチャーチケットの需要が高まるのは必然といえるでしょう。
結果として既に該当の公演は終了し、本来的な入場券としての効力は失っているのに、希少性の高いピクチャーチケットの半券がフリマアプリなどで取り引きされているケースもめずらしくありません。
また、前述のように複数人グループの公演で数種類のデザインが用意されており、ランダムにて各メンバーが印刷されたチケットが届く場合、“推し”が載ったピクチャーチケットを手に入れるべく、各種SNSを駆使して交換を持ちかけるファンの方も大勢見受けられます。
そういったわけで、ピクチャーチケットは通常チケットと比較して入場券としての役割に差はないものの、ファン心理としてはかなり特別感のあるアイテムだと理解することができました。
実際に宝塚ほか、ファンの皆さんの熱量が高いコンテンツによく採用されているものですし、今後もその需要がなくなることはなさそうですね!
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