1999年に大阪で結成後、2004年のメジャーデビュー以降はヒット曲を幾つもリリースし、現在も精力的に活動を続けているアンダーグラフ。
2020年には20周年ベストアルバムをリリースし、古参のファンだけでなく、今の若い層からも支持されて再ブレイクの兆しを見せています。
今回はアンダーグラフのメジャーデビュー「ツバサ」について、主題歌となったタイアップアニメやドラマについて調べてみました。
アンダーグラフの「ツバサ」ってどんな曲?
インディーズ時代からメンバーが、最も音作りへの参加を熱望していたという島田 昌典氏(aiko.真心ブラザーズなどを手掛けるサウンドプロデューサー)との共同制作が実現した、「ツバサ」。
そのミックス・ダウンは、スウェディッシュ・ポップの名プロデューサーとして名高いトーレ・ヨハンソン氏が、自国スウェーデンの GULAスタジオにて行いました。
シングルがリリースされたのは、2004年9月。
現在もその魅力が色あせることない名曲のため、比較的最近の作品かと感じてしまいますが、実は発表されてから20年近くも経っているのですね。
ツバサのリリースにより、フォーライフミュージックエンターテイメントより、メジャーデビューを果たしたアンダーグラフ。
その後ツバサは、発売から5か月後となる2005年2月にはベスト10入り(CD 累計売上40 万枚)するなど、大ヒットを飛ばしました。
長澤 まさみさんが出演したPVも、話題に。
こうしてツバサは、世代を超えて支持される名曲として、歌い継がれることとなったのです。
アンダーグラフのツバサが主題歌のアニメ・ドラマはなかった!
そんなツバサを耳にするとき、「確かアニメのタイアップ曲だった気がするけど…」「よく耳に馴染んでいるし、何かのドラマの主題歌だったはず」と考え、何のタイアップ曲であったか思い出そうとしている方が大勢いらっしゃるようです。
しかしながら、実を申しますと、ツバサは何のタイアップ曲でもありません。
非常に知名度が高く、大ヒットした名曲だけについ勘違いしてしまいますが、ツバサという作品そのものの魅力が純粋に評価され、ヒットに至ったわけですね。
ちなみに、アンダーグラフが発表した他の作品に目を移してみると、2013 年にテレビ東京系アニメ「弱虫ペダル」のエンディング曲として、「風を呼べ」が採用されています。
また、NHK みんなのうたに「こころ」が決定したことや、山形国際ムービーフェスティバルのテーマソングとして「まだ見ぬ世界を映しながら」がリリースされたこともあるため、このあたりの記憶がごっちゃになって、ツバサはタイアップ曲だったと勘違いしてしまう方が増えたのかも知れません。
いずれにせよ、リリース当時は生まれていなかった世代の方までもがツバサという作品に触れ、心を揺さぶられているというのはすごいことですよね。
ツバサはもちろん、今後のアンダーグラフの活躍についても、併せて注目しておきたいところです^^
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