YouTubeにて、「ランブット(Rambut)」というスカルプケア商品の広告を目にしました。
その宣伝文句が大変興味深く、「世界一薄毛のいない国 インドネシア産のノニを使ったスカルプケア」というものなんですよね。
インドネシア原産の「ノニ」というフルーツが薄毛に効くとしきりにPRされているのですが、本当にインドネシアは「世界一薄毛の少ない国」なのでしょうか^^;
純粋に興味が湧いてきたので、リサーチしてみました。
気になる世界の薄毛事情!
いろいろと調べてみた結果、「インドネシアが世界一」と証明するデータは得られなかったものの、国によって「薄毛率」が全く異なることは確かだと判明しました。
世界21か国・地域の薄毛ランキングによると、欧州→北中米→アジアの順で徐々に薄毛率が低下するという「西高東低」の傾向が顕著に表れるのだといいます。
要は、「アジア人に薄毛は少ない」ということですね!
一般に男性ホルモンの関係で、手足の毛や胸毛・ヒゲといった体毛が濃い人は頭部がより早く薄毛になりやすい傾向にあるとされており、体毛の薄いアジア人はハゲにくいのだといいます。
このようなデータを鑑みると、アジアに位置するインドネシアに薄毛の男性が少ないという話も、全くのでたらめではなさそうです。
加えてランブットがいう「ノニ」を日常的に取り入れる習慣があるならば、世界一に近いレベルで薄毛の少ない国なのかもしれません。
日本は薄毛率が高い国!?
西高東低の傾向に加え、「先進国にハゲが多い」という説も存在します。
その理由としては、先進国の方がより高齢化が進んでいること・仕事や人間関係のストレスが多いこと・食生活が不規則で偏りやすいこと等が挙げられ、結果として薄毛の方が増えるものと指摘されていますね。
なるほど遺伝子的な要因だけでなく、環境によっても薄毛が進んでしまう側面があるのでしょう;
この説を裏付けるように、日本は世界的にみれば下位の方にランキングされるものの、アジアに限っていえばNo.1レベルで薄毛に悩む方が多いそうです。
日本の社会的な環境が、頭皮には少々過酷だということでしょうか…。
思えば「そんなに悩んでばかりいると、ハゲてしまうよ!」といった言葉は日常的に交わされますし、ストレスが薄毛に多大な影響を及ぼすことは確かなようです。
一方アジアの中でもハゲが少ないとされるインドに目を移すと、カレーに使用されるターメリック・サフラン・ナツメグといったスパイスに育毛効果があるといわれています。
カレーにはそのほかにも血行を促進させる成分が含まれており、頭皮や毛根・毛乳頭の働きが活発になるため、豊かな髪の毛が保たれるとも考えられていますね。
やはり薄毛には様々な要因が絡んでおり、国単位で俯瞰すれば傾向がみえやすくなるということでしょう。
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