gsomiaとは?読み方や日本のメリット、海外の反応を解説!

韓国のホワイト国除外等に絡む問題で、日韓の関係がかつてないほどに悪化していると感じます。

文在寅政権及び韓国世論も怒り心頭らしく、いわゆる「報復措置」を画策しているようですね。

その一つが、今回ピックアップする「GSOMIA」の破棄です。

それにしても突如としてGSOMIAなどという単語が登場し、混乱しているのは私だけでしょうか…^^;

ここのところのニュースを眺めながら、GSOMIAとは何なのか・これを破棄されると日本はどのような痛手を被るのか大変気になってきたため、概要を調べてみました。

そもそも「GSOMIA」とは何?

GSOMIAとは、言葉としては「軍事情報包括保護協定(General Security Of Military Information Agreement)」の略称であり、「ジーソミア」と読みます。

では軍事情報包括保護協定とはどういったものかというと、端的に表現するならば「政府間において防衛に関わる秘密情報を、円滑に交換するための枠組み」といったところでしょう。

もう少し分かりやすくいうと、GSOMIAを締結している国は「重要な情報も交換できる間柄」にあるということです。

現在日本は韓国の他にも、アメリカ・オーストラリア・北大西洋条約機構(NATO)等との間にGSOMIAと同種の協定を結んでいます。

ただ韓国との更新期限は8月24日に迫っており、このタイミングで日韓のどちらかが破棄を申告すれば、GSOMIAは終了(失効)してしまうわけですね。

GSOMIAが失効するとどうなるの?

韓国とのGSOMIAが失効すれば、日本としては北朝鮮の生きた情報等を入手しづらい状況に陥るといった懸念があります。

しかしそもそもの部分で、レーダー照射問題が起こったあたりから日韓の関係はこじれていましたし、日本は韓国から情報を貰えなくなっても、それほど実害はないという見方も出ていますね。

無論これは韓国側からしても言えることで、「GSOMIAが破棄されても、日韓ともに大きな影響を受けない」と指摘する声は少なくありません。

実害ではなく信頼関係という点でいえば、大いに問題だと思いますけどね^^;

一方で当事者となる日韓よりも、GSOMIAの失効で困るのは「アメリカ」であるといわれています。

アメリカは米中覇権争いを展開する北東アジア地域において「同盟国ネットワーク」を重視していますから、日韓の関係がこじれることは大きな問題となるのです。

もっとストレートにいえば、中国・北朝鮮・ロシアといった国々に「付け入る隙」を与えてしまう恐れが生じるんですね;

う~ん…このように深掘りしていくと、GSOMIAの破棄は日韓だけの問題でないことがよく分かります。

またこれを契機に泥沼の報復合戦が更に激化することも考えられるでしょうし、やはり事態は深刻さを増していると言わざるを得ないでしょう。

全く好転する気配のない日韓関係が今後どのような局面を迎えていくのか、注視しなければなりませんね。

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