ファイティンって英語?韓国語?意味は?
先日、友人とLINEでやり取りしていたところ「ファイティン!」というフレーズが文章の最後に添えられていました。
最近流行っている言葉なのかな?と思い調べてみると、Twitter等にも同様の投稿が複数寄せられているようですね。
「今日も一日、ファイティン」「○○ちゃん、お勉強ファイティン!」といった具合に使用されており、なかなか汎用性が高いワードのようです。
またK-POP絡みの投稿にも頻繁に登場しています。
語句の意味や由来が気になりましたので、詳しくリサーチしてみました!
ファイティンは英語ではなく韓国語だった
リサーチの結果、やはりファイティンは韓国で使用されている言い回しであることが判明しました!
意味は「頑張って」ということで、応援のフレーズとして重用されていますね^^
なお日本語では「頑張れ/頑張って」というように、意味は同じで少しだけ言葉が変化するケースが見受けられますが、ファイティンも「パイティン・ファッティン」などと言い換えられることがありますよ。
いずれにせよたった一言で激励の意を表すことができ、言われた側もポジティブな気分になれますから、非常に便利なワードですね。
ファイティンのルーツは英語?
ちなみにファイティンという言葉は英語の「fighting」を語源とします。
fightingは「fight」の現在分詞で、日本語に直訳すれば「戦い・戦う」といった意味を持ちますね。
こちらのワードが韓国語の発音に馴染むようにしてかたちを変え、意味もマイルドに整えられたものが「ファイティン」というわけです^^
韓国で使用されているファイティンに、戦闘的なニュアンスは含まれませんからね!
そういう意味では由来が英語にあるものの、ファイティン自体はやはり韓国語といえるでしょう。
ポジション的には、「和製英語」の韓国版と考えてください。
一見英語のように感じるけれど、もともとの意味や発音からは乖離したオリジナル色の強い韓製英語が、ファイティンなのです。
日本でもスポーツの現場を中心に相手を応援する際「〇〇ちゃん、ファイト!」という言い回しを多用しますが、こちらと比較するのが分かりやすいでしょうね。
なお今回ピックアップしたファイティンのように、朝鮮語を話す方が英語を表現する際に朝鮮語の音韻体系で発音したり、もともとの英語にはない朝鮮語独特の使われ方をする借用語を用いたりすることを、Korean と Englishを合わせて「コングリッシュ」と呼んだりもします。
コングリッシュは和製英語同様、英語圏の方には通じなかったり、下手をすれば別の意味に捉えられて誤解を生むこともありますから、使用する際には少し注意が必要ですね!
ともあれK-POPファンを中心に、ファイティンというワードは日本でも引き続き愛用されていくでしょう。
使い勝手が良いうえに、「K-POPファンである」といったアイデンティティをさりげなく主張できる点も良いですよね^^
この記事へのコメント一覧
この記事へのコメントはありません。