黒や茶色看板のセブンイレブンがある理由

黒や茶色のセブンイレブンがある理由を知りたい!

コンビニのセブンイレブン。地域によっては、黒い店舗だったり、茶色い店舗だったりするんですよね。ちょっと不気味、ちょっとおしゃれ?

一体何の理由で色が違うの?

ってことで、黒や茶色のセブンイレブンがある理由を調べてみました。

黒いセブンイレブン、茶色いセブンイレブンに遭遇した!

セブン-イレブンのコーポレートカラーは、「赤」「緑」「オレンジ」です。セブンのロゴマークや店舗外装の看板にも、この彩色のラインが横に入っていますよね。ひと目でセブンだと分かります。

ドライブ中でも、わりと遠目からでも認識できます。ローソンなら濃いブルー系、ファミマならグリー系など、コンビニを瞬時に色で認識できます。まあ、そんなことも考えて配色を決めたのでしょうけど。

ところがですよ。ヘンな色したセブンに遭遇したんです。それも、黒やこげ茶のような店舗には全く似つかわしくない色でして……。

黒いセブンイレブン

黒いセブンイレブン

「どうしたの?このセブン」って思わず言いたくなります。

オーナーのセンスなのでしょうか?オプションでシブい色が選択できたのでしょうか。いずれにしても、斎場か喪中のような雰囲気ですよね。

茶色いセブンイレブン

茶色いセブンイレブン

この2つのコンビは、正真正銘のセブン-セブンイレブンなんです。うそじゃありません。

ちなみに、画像の上が北海道上川町の大雪山国立公園内、下が群馬県の草津温泉にある各店舗です。画像をモノクロ調整したのではありません。この2つの出店地域にピンときた人は、鋭いですね。実はそ~なんです。

黒や茶色看板のセブンイレブンがある理由

コンビニも飲食店などの店舗も、この世界は目立ってナンボです。パッと見で勝負が決まるといってもいいぐらいです。プロスポーツ選手と同じです。はっきりと自己主張することが大切です。

じゃ、なぜという疑問の答えは以下の「目立っちゃいけない規制」のためなんです。

【京都市屋外広告物等に関する条例】
この条例は,屋外広告物,掲出物件及び特定屋内広告物の位置,規模,形態及び意匠について必要な制限を行うことにより,都市の景観の維持及び向上を図るとともに,屋外広告物及び掲出物件の破損,落下,倒壊等による公衆に対する危害を防止することを目的とする。
引用:http://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/cmsfiles/contents/0000056/

簡単にいうと、街の景観や雰囲気に合わないド派手な看板や模様はダメですよ、という内容です。これらのエリアに出店する際は、街の雰囲気に溶け込むか、目立たないような店舗にしなければなりません。

例えば国立公園内は「国立公園法」によって、都道府県や市町村は「条例」によって規制されています。これに適合しなければ、建築許可などの行政上の許認可が出ません。これらの地域に出店する際は「郷に入れば郷に従う」しかないのですよ。

先日、初めてJリーグを見にいきました。わが愛するグランパスの試合を見にホームのパロマ瑞穂スタジアムに家族3人で行きました。グランパスのフラッグを買って、スタンドにいきました。

そうしたら、「都市景観条例」に引っかかりました。初めてなので間違ってアウェー側でチケットを買ってしまったんですよね(笑)

つまり、グランパスサポーターが、対戦チームの山形応援団のスタンドに紛れ込んでしまった形です。

もちろん、ブルーと黄色に彩られた山形スタンドで、赤いグランパスのフラッグを出すことができませんでした。レプリカユニホームを着ていなかったのが幸いです^^;

あなたのコメントをどうぞ!

この記事へのコメント一覧

この記事へのコメントはありません。