クーラー(冷房)ガンガンで布団に絡まるのは体にかなり悪影響?

さあ、間もなくやってきますよ、熱帯夜がね。そんなときは、クーラーをガンガンにして布団に絡まって寝る人も多いのでは。これって、最高ですよね。真夏に寒くて暖かい布団にくるまるという背徳感が最高です。

しかし、体に与える影響が心配です。

ファミリーなら“クーラー戦争”が勃発することも

私事で恐縮です。毎夏、わが家ではクーラー紛争が勃発します。私、30代半ばの中年太りが少々気になる体形です。帰宅すると、自宅のクーラーの設定温度を18度のミニアムに設定します。

すると、普通体形の妻と5歳の娘が、設定温度を上げ、口をそろえて「寒い!」という速射砲を連発。体感温度の違いを感じる盛夏がやってきます。

たまに、実家に妻子が帰れば、18度を完全キープです。寝るときもオールでクーラーをガンガンかけ、クソ暑い熱帯夜の中の寒い部屋で暖かい布団にくるまる幸福感を得ます。まさに、真夏のパラダイスです。

男女間の温度感覚の差ですが、体感で2℃ぐらいの差があるのです。そうした研究は、1970年代からけっこうされていて、この差は、基本的には基礎代謝の違いが影響しているとわかっています。(田中英登氏。横浜国大教育人間学部教授。医学博士)
引用元:http://trendy.nikkeibp.co.jp

医学的な見地からも、男性が暑がりで女性が寒がりということです。そこで、気になるのは、クーラーガンガン、布団でグーグーが体にどんな影響を与えるか、ということです。

クーラー“大作戦”はまさに諸刃の刃状態

こう言うと、優柔不断に思われますが、クーラーをガンガンつけて布団に絡まるのは〇でもあるし×でもあるのです。みんさん、「どっちか、はっきりせんか!」という怒りの声をひとまず抑えてくださいね。実はコレって、諸刃の刃的な状況なんです。

■クーラーガンガンのメリット
・睡眠時間を確保できる
・発汗が抑えられ体も寝具も衛生的
・就寝や起床など体内の生活リズムが一定になる

■クーラーガンガンのデメリット
・体温調整をする自律神経が乱れる
・体が冷えると、風邪や下痢などの症状を引き起こす
・室内が乾燥するのでのどや鼻に悪影響が出るおそれがある

クーラーの過度な使用は身体を冷やしてしまいますが、もちろん適切に使えば睡眠にも良い影響を与えてくれます。(福田千晶医師。医学博士・健康科学アドバイザー)
引用元:http://fuminners.jp/newsranking/3013/

クーラーをかけたまま寝ると、体に悪いと言われますが、医学的に見てそうでもないようです。

一般的な設定温度は、26~28度と言われています。この設定温度を基準に、個人差によっては少し下げてみたりしながら、自分の最適な温度を見つけることが大切です。

ポイントは、腹部や首にてのひらを当てて、冷たいと感じたら冷えているので、設定温度が低すぎです。

クーラーガンガンは確かに体に悪影響を及ぼしそうですが、クーラーホドホドなら睡眠時間も確保できますよね。結局は、クーラーの使い方によるのです。納得です。

一方、わが家の設定温度については、常に1対2の採決になるので、全く納得ができません(笑)

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