「にじさんじプロジェクト」に所属するVTuber(バーチャルYouTuber)の夢月 ロア(ゆづき ろあ)に関し、「独特の訛りが可愛い!」と絶賛する声が相次いでいます。
方言萌えという概念が既に定着していることもあり、彼女の話し方がどこの地域の方言なのかと詮索している方も多いようですね。
公式の出身地は「魔界」!?
夢月ロア「【一ヶ月】久しぶりの雑談【ましゅまろ】」のYouTube動画はコチラ
夢月 ロアは2019年1月に活動を開始したVTuberで、にじさんじプロジェクトのグループ統合後に加入したメンバーの1人となります。
イラストを担当するのはイラストレーター・同人漫画家として活躍中のベコ太郎氏ですね。
比較的登場間もない夢月 ロアですが、公式の設定における年齢も非常に若いです。
何でも彼女は「悪魔らしく人間にイタズラをしたい」との目的で魔界からVTuber界へやってきた「13歳の悪魔」ということなんですよ!
魔界出身であれば人間界でいうところの「方言」には縁がないと思いますが^^;
と、ちょっと冗談めいた表現をしてしまいましたが、何が言いたいかというと「公式のプロフィールに○○県出身といった記載はない」わけなのです。
夢月 ロアには九州訛りがある?
とはいえ夢月 ロアのイントネーションに相当なクセがあることは確かなので、多くのファンは「どの地域の方言だろう?」と様々な予想を立てている様子ですよ!
その中で一番よく見掛けるのは「北九州」という説なのですが、これが北部九州一円ではなく「北九州市」のことを指しているとすれば、北九州市にゆかりのある私が断固否定いたします。
北九州市では語尾に「~ちゃ」と付けることが一般的で、これはもう日常会話においてもなくてはならない表現なのですが、北九州弁のイントネーション自体は標準語と全く変わらないんですよ。
これがもう少し南、例えば博多方面になってくるとはっきり訛りが出てくるのですが、それでも夢月 ロアのような極端な抑揚はつきません。
ですから多くの方が推す九州説を軸に考えるとしても、九州のかなり南部に位置する地域の方言なのだと思います。
ところで、先ほど紹介した「~ちゃ」という語尾を聞けば、ほとんどの方がうる星やつらのラムちゃんを連想するのではないでしょうか。
ふと思ったのですが、夢月 ロアのしゃべり方って訛り以外の部分を取ってもラムちゃんにそっくりだと感じませんか?
そこで考えた個人的な意見を申し上げると、夢月 ロアの相当クセのあるしゃべり方は「キャラ付け」の一環であり、実在する一つの方言のみをベースにしているわけではない気がするんです。
特定の方言を参考にした可能性はあるでしょうが、それが一つだけとも限りませんしね。
また方言という切り口ではなく、設定に準ずる「子ども特有のたどたどしいしゃべり方」「あざとい感じがしつつもキュンとしてしまう、女の子らしいしゃべり方」を誇張した結果が、あの何とも言えない魅力や味を醸し出しているようにも思えるのです。
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